停戦の交渉役・キーマンのガリバフ氏は「イランの田中角栄」 識者が解説
28日放送の「ワイド!スクランブルサタデー」(テレビ朝日系)で、アメリカとイランの停戦交渉について特集した。
イランの最高指導者はモジタバ師だが就任してから公の場に姿を見せていない。トランプ大統領は「モジタバ師は交渉に関与してない」と述べ、アラグチ外相とガリバフ国会議長が交渉役を担っている。交渉の仲介役と言われているパキスタンは「(2人を)標的としないでほしい。彼らも排除されれば交渉相手がいなくなる」とアメリカに伝え、アメリカも「手を引いてほしい」とイスラエルに伝え、標的リストから除外した。
アラグチ外相は「交渉の名手」と呼ばれ、1980年代にイラン革命防衛隊に所属。その後、外務省に入省し、駐日大使などを歴任。一方のガリバフ氏は保守強硬派として知られている。
明治大学特任教授の杉田弘毅氏がガリバフ氏の人物像を「強硬派であることは間違いないが同時に柔軟な面を持っている」と評する一方で「市長時代はとにかく汚職の噂が絶えなかった」と指摘する。
日本の政治家でどういうタイプかと問われると「田中角栄さんです。本当に何もない所から登ってきた。同時に清濁併せのむ。汚職の指摘がありながらも、こういうポストに登ってきた。そして国難の時期にアメリカ側との交渉の窓口になった。こういうタフなネゴシエーターが求められているのかなと思います」と述べた。また「トランプさんとしては強い人間と交渉したい」とトランプ大統領の思惑も推察した。
