TeNYテレビ新潟

写真拡大

日本一のトキの学校として知られる佐渡市の行谷小学校。学校の統合に伴い今年度をもって閉校となります。

3月24日、最後の卒業式が開かれました。

描かれたのは大きく羽ばたくトキ……

背中を押されるように入場したのは行谷小学校最後の卒業生となった5人です。今年度で閉校し、123年の歴史に幕を下ろします。

佐渡市新保地区にある行谷小学校。こちらは昭和41年ごろ学校で撮られた写真です。制服姿の児童が見つめていたのはトキです。「福ちゃん」と名付けられていました。

昭和40年代にはケガなどで保護された野生のトキあわせて4羽を飼育していた国内で唯一の小学校です。

「日本一のトキの学校」を合言葉に長年、トキの学習に力を注いできました。

佐渡の施設で国内で初めて人工繁殖に成功すると……

<児童>
「佐渡の空を元気よく飛ぶように願っています」

ボランティアガイドとして観光客をもてなすことも……

そんな歴史の詰まった小学校。ことしの卒業生もトキへの思いであふれていました。

<卒業生>
「特に頑張ったのはトキの学習です。僕は日本一のトキの学校、ここで学べたことを誇りに思います」

<卒業生>
「行谷小学校は長い歴史に終止符をうちます。 123年間ありがとう。楽しい思い出ずっとずっと忘れないよ」

行谷小学校は今年度をもって同じ地区にある新穂小学校と統合されます。

「伝統のトキの学習を新たな小学校でも頑張ってほしい……」最後の卒業生の願いです。