[2.28 プレミアリーグ第28節 リバプール 5-2 ウエスト・ハム]

 プレミアリーグは28日、第28節を各地で行い、リバプールが降格圏18位に沈むウエスト・ハムを5-2で破った。昨年12月以来の3連勝で今節未消化の4位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点で並び、欧州CL出場権争いにぴったりと食らいついた。

 前々節サンダーランド戦、前節ノッティンガム・フォレスト戦と2試合続けてアウェーゲームを1-0で制し、2026年初の連勝を果たしたリバプール。この日は8日のマンチェスター・C戦(◯2-1)以来となるアンフィールドでのホームゲームを迎えた、セットプレーからゴールを重ねた。

 まずは前半5分、MFドミニク・ショボスライの左CKは相手にクリアされたが、この浮き球をMFライアン・フラーフェンベルフが跳ね返すと、再度こぼれてきたボールをまたもフラーフェンベルフが拾ってラストパス。フリーで待っていたFWウーゴ・エキティケが冷静に蹴り込み、1-0とした。

 リバプールは昨年12月20日のトッテナム戦(◯2-1)以降、前半40分までにゴールを奪った試合は11試合のうち一度もなく、久々にスロースターターから脱却するゴールとなった。

 続くゴールもセットプレーが続いた。まずは前半24分、またしてもショボスライが左CKをゴール前に送ると、今度はゴール正面でDFフィルヒル・ファン・ダイクが反応。195cmの長身を活かしたヘディングで軌道を変え、ゴールに押し込んだ。ファン・ダイクは直近のリーグ戦6試合で3ゴール目。公式戦では直近8試合で6つ目の得点関与となった。

 さらにリバプールは前半43分、今度はFWモハメド・サラーが右CKをニアサイドに送ると、これをファン・ダイクが頭でフリックし、ファーサイドで待っていたエキティケがボレーで折り返す。するとそこに待っていたMFアレクシス・マック・アリスターがボレーで突き刺し、圧巻の3連続ワンタッチで3-0とした。

 そのまま試合は後半へ。すると後半4分、ウエスト・ハムは敵陣でボールを握り、MFマテウス・フェルナンデスが右サイドからクロスを送ると、リバプールのDFイブラヒマ・コナテのヘディングクリアがファーサイドに流れ、DFエル・ハッジ・マリック・ディウフが強烈なクロス。そこに飛び込んだMFトマーシュ・ソウチェクが詰め、なんとか1点を返した。

 それでもこの日のリバプールはセットプレーが止まらない。後半25分、またも右CKをサラーがゴール前に送り、今度は相手にクリアされたが、プレーを切らないまま深く押し込み、エキティケのラストパスからFWコーディ・ガクポがボックス内左を打開。右足シュートがDFアーロン・ワン・ビサカをかすめてゴールに入り、4-1となった。

 ウエスト・ハムも後半30分、MFジャロッド・ボーウェンの右CKがファーサイドに流れ、FWバレンティン・カステジャノスがヘディングで押し込み、セットプレーで1点を返すも、リバプールも同37分に追加点。マック・アリスターのボール奪取から速攻を仕掛け、ガクポのラストパスが右に入ると、MFジェレミー・フリンポンのクロスが相手に当たってオウンゴールとなり、この日初めてセットプレー起点ではない得点によって5-2とした。

 試合はそのままタイムアップ。最後は18歳のMFトレイ・ナイオニも起用したリバプールが降格圏のウエスト・ハムを粉砕し、欧州CL圏争いに食い込んだ。