「殺す殺す殺す」恫喝だけでなく睡眠薬も…3人の女性を毒牙にかけたわいせつ男“戦慄の犯行内容”

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「殺す、殺す、殺す……」

電車内で痴漢行為を行った男は、女子高生をこう脅しながらわいせつな行為に及んだという。

「’25年7月23日、千葉県警浦安署は不同意わいせつの疑いで千葉県柏市の自称会社員・岡陽介被告(45)を逮捕しました。岡被告は5月末に、電車内で通学途中の女子高生Aさん(当時16歳)の体を触るわいせつな行為をした疑いがもたれています。

Aさんが電車を降りた後、駅前の交番に被害を相談したことから事件が発覚しました。その後、駅の防犯カメラなどの捜査から岡被告が浮上したのです。岡被告は『まったくわからない』と容疑を否認したといいます」(全国紙社会部記者)

逮捕後、岡被告を取り調べるなかで次々と余罪が発覚し、さらに逮捕を重ねることとなった。前出の社会部記者が続ける。

「9月25日、警視庁新宿署は岡被告を不同意わいせつの疑いで逮捕しました。5月初旬にマッチングアプリで知り合ったBさん(当時23歳)の飲み物に睡眠薬を混入させ、意識がはっきりしなくなったBさんにわいせつな行為をした疑いです。

意識を回復したBさんが警視庁に相談したところ、Bさんから睡眠薬の成分が検出され、被害に遭ったことが判明。周囲の防犯カメラには一連の犯行が映っていました。岡被告は『睡眠薬は体を触るために飲ませたわけではありません』と容疑を一部否認していました。

さらにその後、7月中旬には電車内でCさん(当時20歳)に痴漢行為をしたとして、不同意わいせつの疑いでさらに逮捕・起訴されました。

今回の一連の犯行以外にも岡被告には迷惑防止条例違反と強制わいせつの前科があり、’19年12月に刑の執行を終了しています」

’26年2月16日、千葉地裁で、3件の不同意わいせつの罪に問われている岡被告の初公判が開かれた。そして、検察官が読み上げた起訴状や冒頭陳述などから明らかになったのは、脅しや睡眠導入剤で女性を抵抗できないようにしてから、わいせつな行為に及ぶという岡被告の卑劣な犯行だった。

睡眠導入剤で意識をもうろうとさせて…

「’25年5月中旬の朝、被告人はJR武蔵野線内の駅でわいせつな行為ができそうな相手を探し、Aさんが車両に乗り込むのを確認すると、あとに続いて乗り込みました。そして、走行中の電車内でAさんの背後に密着し、スカート内に手を入れるなどわいせつな行為に及びました」

そのとき、岡被告は冒頭のようにAさんを脅し、さらにこう続けたという。

「騒いだら殺すぞ。ナイフを持っているからな」

Bさんとは4月ごろにマッチングアプリで知り合い、連絡を取り合うようになった。2人が顔を合わせたのは事件当日が初めてだったという。

「被告人はいわゆるマッチングアプリで知り合ったBさんに1万円の謝礼を支払って食事をすることとなり、新宿区内の焼肉店を訪れました。そしてBさんが席を外した隙に、持参したしょうゆ差しに入れていた溶かした睡眠導入剤を、Bさんの飲料に混入させてこれを飲ませました。Bさんの意識がもうろうとすると、脇を抱えるようにして近くのバーの個室に連れ込み、着衣の中に手を入れるなどして、わいせつな行為に及びました」

Cさんに痴漢行為をしたときにも、岡被告は脅迫して抵抗できなくしていた。

「7月中旬、被告人はJR山手線内の駅でわいせつな行為ができそうな相手を探していたところ、Cさんが電車に乗り込むのを確認。続いて車両に乗り込み、背後に密着しました。そして『殺すぞ』などと脅迫して、Cさんの着衣の中に手を入れるなどして、わいせつな行為に及びました」

恐怖を感じたCさんは、一度電車から降りたという。そして別のドアから再度、車両に乗り込むと、岡被告は執拗にCさんを追いかけてきた。

「記憶がないか、はっきりしない」

「被告人は座席に座ったCさんの隣に座り、肘でCさんの脇腹を突くなどしました。その様子を見かねた乗客がCさんに声をかけ、被告人を動画撮影する素振りを見せたところ、被告人は電車を降りて逃走しました」

検察官が読み上げたCさんの供述調書によると、Cさんは幼少の頃に性被害に遭ったことがあった。岡被告の被害に遭って当時を思い出してしまい、声を上げることができなかったという。事件以降、岡被告と背格好が似た男性を見ると、フラッシュバックで動悸が出るようになったと供述していた。

最後に、Cさんはこのように怒りをあらわにしていた。

「今回の被害に遭った後、不安感が強く出るようになったので、メンタルクリニックに通って不安感を和らげる薬を処方してもらっています。犯人については、できるだけ長く刑務所にいるよう、厳重な処罰をお願いします」

以前は陸上自衛隊に所属していた岡被告だが、逮捕当時は飲食店に勤務。現在は無職だと法廷で述べている。そして、公訴事実に対して「間違いありません」と認めたが、これは「防犯カメラに映っている人物は自分で間違いない」との意味だという。病院で睡眠薬を処方してもらっていたという岡被告は、犯行自体についてはこう供述している。

「服用していた睡眠導入剤の影響で各犯行の記憶がないか、記憶がはっきりしないところがあります」

「記憶がない」のであれば、今後、法廷で自らが犯した罪について語ることはない可能性がある。自身の欲望のおもむくままに被害女性たちの抵抗力を奪い、蹂躙のかぎりを尽くしてきた岡被告。今後、彼の口から謝罪の言葉を聞くことはできるのだろうか。

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取材・文:中平良