「このスタジアムで勝って帰れる」なんと8年ぶり!浦和39歳GKが噛みしめる。歴代2位の百戦錬磨も初の異例方式…どう感じてる?
攻守ががっちり噛み合った。前節のFC東京戦は78分に渡邊凌磨が先制点を奪うも、90+3分に痛恨の失点。PK戦の末に敗れていたなか、1週間前に出た課題をきっちりと修正して掴んだ勝点3でもある。
「本当にみんながハードワークした結果。久しぶりにこのスタジアムで勝って帰れるのは、理想的な結果だったかな。FC東京戦が活かされたところがたくさんあった。途中から出てくる選手もそうだし、全体としても時間の使い方とか。ただ守るだけじゃなくて、相手のミスを突いた得点もできたので、本当にFC東京戦が活かされた試合になったと思う」
百年構想リーグの大きな特徴として、90分で決着がつかなかった場合はPK戦があり、そこで勝てば勝点2、負ければ勝点1となる。極めて異例のレギュレーションであり、J1歴代2位の660試合に出場している百戦錬磨の守護神にとっても、初めての経験だ。
開幕3戦を通して、だいぶ慣れてきたのか。尋ねると、西川は「僕たちにとっては目の前の1試合が、公式戦の1試合に違いはない」と答えた上で、PK戦に関する次のような思いを明かしてくれた。
「PK戦があるところだけは、普段のリーグとは違うけど、見てる方がすごく楽しめると思う。僕たちもやっぱり、勝点1で終わるのか2で終わるのかでまた変わってくるので、勝点にこだわりながら、そこを上手く利用しながら上に向かっていきたい。理想は今日みたいにしっかり勝つこと。1番目ざしているところでもあるので、そこはこだわりながら、引き分けオッケーじゃなくて、勝ち切ることを前提に戦っていきたい」
この日もキャッチやキックといったプレー面だけでなく、流れが悪い際に上手く間を作るなど、随所で抜群の円熟味を発揮した西川。百年構想リーグを制し、アジア・チャンピオンズリーグエリート参戦を目ざすレッズの中心には、背番号1がいる。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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