千葉との開幕戦に続いて、今季2試合目の完封勝利に導いた西川。写真:滝川敏之

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 浦和レッズは2月21日、J1百年構想リーグ第3節で、横浜F・マリノスと敵地・日産スタジアムで対戦。55分に関根貴大が先制点、84分に早川隼平が追加点を挙げ、2−0で快勝した。アウェー横浜FM戦での勝利は、2018年9月(2−1)以来だ。

 攻守ががっちり噛み合った。前節のFC東京戦は78分に渡邊凌磨が先制点を奪うも、90+3分に痛恨の失点。PK戦の末に敗れていたなか、1週間前に出た課題をきっちりと修正して掴んだ勝点3でもある。

 39歳のGK西川周作は試合後、手応えをこう示した。

「本当にみんながハードワークした結果。久しぶりにこのスタジアムで勝って帰れるのは、理想的な結果だったかな。FC東京戦が活かされたところがたくさんあった。途中から出てくる選手もそうだし、全体としても時間の使い方とか。ただ守るだけじゃなくて、相手のミスを突いた得点もできたので、本当にFC東京戦が活かされた試合になったと思う」
 
 百年構想リーグの大きな特徴として、90分で決着がつかなかった場合はPK戦があり、そこで勝てば勝点2、負ければ勝点1となる。極めて異例のレギュレーションであり、J1歴代2位の660試合に出場している百戦錬磨の守護神にとっても、初めての経験だ。

 開幕3戦を通して、だいぶ慣れてきたのか。尋ねると、西川は「僕たちにとっては目の前の1試合が、公式戦の1試合に違いはない」と答えた上で、PK戦に関する次のような思いを明かしてくれた。

「PK戦があるところだけは、普段のリーグとは違うけど、見てる方がすごく楽しめると思う。僕たちもやっぱり、勝点1で終わるのか2で終わるのかでまた変わってくるので、勝点にこだわりながら、そこを上手く利用しながら上に向かっていきたい。理想は今日みたいにしっかり勝つこと。1番目ざしているところでもあるので、そこはこだわりながら、引き分けオッケーじゃなくて、勝ち切ることを前提に戦っていきたい」

 この日もキャッチやキックといったプレー面だけでなく、流れが悪い際に上手く間を作るなど、随所で抜群の円熟味を発揮した西川。百年構想リーグを制し、アジア・チャンピオンズリーグエリート参戦を目ざすレッズの中心には、背番号1がいる。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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