(※画像はイメージです/PIXTA)

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日本には、四季折々の表情を楽しめる魅力的な温泉地が数多くあります。せっかくなら、今年は注目度の高い「話題の温泉」に足を運んでみるのはいかがでしょうか。今回は、「楽天トラベル2025年人気上昇温泉地ランキング」をもとに、宿泊者数が増えている「人気が急上昇した温泉地」のTOP3を紹介します。

昨年人気が急上昇!今年行きたい温泉地は…

冬の旅行先として、どんな場所を思い浮かべますか? 真っ先に「温泉」が浮かんだ人もいるのではないでしょうか。環境省が発表した「温泉利用状況(2021年度)」によると、22年3月末時点の温泉地数(宿泊施設のある場所)は全国で2,894ヵ所あるそうです。

では、約3,000ある温泉地のなかでも「2025年に人気だった温泉地」はどこなのか。楽天トラベル「2025年人気上昇温泉地ランキング」より、TOP3を紹介します。

【調査概要】

■集計日:2026年1月19日(月)

■集計方法:「楽天トラベル」に登録している全国の温泉地を対象に、以下の期間における旅行者の人泊数(=宿泊人数×泊数)を抽出し、前年同期比を集計

■対象温泉地:1年間の人泊数実績が「楽天トラベル」が定める基準を超え、かつ「楽天トラベル」に登録されている温泉宿数が10施設以上の温泉地

■対象期間:2025年1月1日(水)〜2025年12月31日(水)

■対象:国内宿泊、国内ダイナミックパッケージ、インバウンド、デイユース

第3位:山中温泉(石川県)

(山中温泉(石川県)/PIXTA)

第3位にランクインしたのは、石川県加賀市にある「山中温泉」です。加賀市に点在する「山代温泉」「片山津温泉」「粟津温泉」とともに「加賀温泉郷」を構成する名湯のひとつで、なかでも山中温泉は渓谷美と伝統文化が色濃く残る“情緒”が特徴。開湯1,300年の歴史を誇る名湯で、古くから「鶴仙渓(かくせんけい)」の豊かな自然とともに人々を癒やしてきました。

肌当たりのやわらかい湯は「美人の湯」として知られ、湯上がり後のしっとり感が魅力です。渓谷沿いには遊歩道が整備され、「こおろぎ橋」や「あやとりはし」など、四季の彩りを感じられる名所が点在しています。

また、温泉街には九谷焼や山中漆器の工房・ギャラリーが並び、伝統工芸に触れられるのも楽しみのひとつ。情緒ある街並みと自然、文化がほどよく調和した、滞在そのものをゆっくり味わいたい温泉地です。

第2位は、千葉県南端の“隠れ避暑地”

第2位:館山温泉(千葉県)

(館山湾の眺望(千葉県)/PIXTA)

第2位にランクインしたのは、千葉県館山市にある「館山温泉」でした。海沿いの穏やかな景観と温暖な気候に恵まれた同所は、館山湾や平砂浦海岸を望む宿が多く、露天風呂から夕日や富士山、伊豆大島を眺めることができます。

泉質はナトリウム塩化物泉や硫酸塩泉などで、体を芯から温める保温効果が高く、海風と相まって心も身体もリラックスできることでしょう。また、地元漁港で水揚げされた新鮮な海の幸を味わえる宿が多く、舟盛りや海鮮料理を楽しめる点も人気の理由です。

日帰り温泉も複数あり、旅の途中でも気軽に立ち寄れるのもうれしいポイント。楽天トラベルによると、年間の延べ宿泊人数前年の1.2倍以上となり、特に8月の伸びが顕著だったそう。関東近郊の“隠れ避暑地”として注目を集めているようです。

第1位:天童温泉(山形県)

(天童駅前通り(山形県)/PIXTA)

第1位に輝いたのは、山形県にある「天童温泉」。同所は山形県のほぼ中央・舞鶴山の北側に広がる温泉街で、明治44(1911)年に田んぼから湧き出した源泉をきっかけに発展しました。泉質は「ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉」で、動脈硬化症やきりきず、慢性皮膚症などに効能があるとされ、湯上がりは肌がすべすべになる「美人の湯」としても親しまれています。

温泉街には近代的ホテルから純和風旅館まで多彩な宿が並び、3つの足湯や将棋駒のモニュメントなど、天童市らしい街歩きも楽しめます。

楽天トラベルによると、延べ宿泊者数が前年比約1.7倍と大きく増加し、特に子ども連れの宿泊者数が前年比の約3倍と顕著。交通の便がよく、山形観光の拠点として利用しやすい立地であることから、蔵王温泉や銀山温泉などの「温泉ハシゴ」も可能なのだとか。

観光と温泉を一度に楽しめる利便性の高さが、人気上昇の大きな理由であると考えられます。

「温泉街」をまるごと楽しみたい…「今年こそ行きたい温泉ランキング」

「今年こそ行きたい温泉ランキング」TOP3は、天童温泉を筆頭に、館山温泉、山中温泉となりました。上位に共通するのは、温泉そのものだけでなく「街まるごと」楽しめる包容力の高さ。TOP3はいずれも、温泉・食事・街歩きどれをとっても、旅の満足度をぐっと上げてくれます。

2026年は祝日が土曜日に重ならない日が多く、例年より連休が多い年。次の連休に合わせ、予定を立ててみてはいかがでしょうか。