ブリヂストンの新機軸アレンザとフィネッサ(1) レグノとの棲み分けは? SUV向けプレミアムタイヤ『LX200』開発者に訊く
アレンザ(ALENZA)という名前の由来は?
ブリヂストンが、SUV向けプレミアムタイヤ『アレンザ LX200』と、乗用車用スタンダードタイヤ『フィネッサ』というふたつの新製品を発表した。
【画像】ブリヂストンのSUV向けプレミアムタイヤ、『アレンザLX200』登場! 全69枚
そこで両製品の商品企画を担当した、ブリヂストンタイヤソリューションジャパン商品企画本部消費財商品企画部の尾賀俊介部長と、開発を担当した、ブリヂストンPSタイヤ製品企画第1部の松永家朋部長に話を伺った。

ブリヂストンが『アレンザ LX200』と『フィネッサ』を発表。本稿では前者を紹介する。 ブリヂストン
ここでは、アレンザLX200についてご紹介しよう。
『アレンザ(ALENZA)』とは聞き慣れない言葉だが、ラテン語のAL=『向かう』という意味のラテン語の造語と、ENZA=『エレガンス』という意味の英語の造語を組み合わせた言葉で、SUVの多様な能力を高次元で引き出すプレミアムタイヤに、という想いが込められているという。
高性能スポーツタイヤの『ポテンザ(POTENZA)』や、コンフォートタイヤの『トランザ(TURANZA)』と語感を揃えたネーミングとしたことで、ブリヂストンのタイヤと認識しやすいことも狙っているようだ。
SUV専用として棲み分けが必要
SUVは高重量かつ高重心で、タイヤに対する入力がシビア。これに合わせた運動性能を実現するには、サルーンなどと共用ではなく、SUV専用として棲み分けが必要になってくるわけだ。
しかし、最近の高級サルーンは電動化も伴って大型化、重量化しているから、SUVであってもレグノを選んでもいいのではないかと思ってしまう。

LX200は従来品のLX100後継モデルとなり、比較的外径が大きいサイズ構成となっている。 神村聖
そのあたりを聞いてみると、レグノとアレンザでは性能の向かうべき方向は近いものの、レグノはプレミアム車や輸入車を、アレンザはプレミアムSUVをターゲットにしており、搭載技術は微妙に異なるという。そのため、あえて棲み分けているそうだ。
今回の新製品『LX200』は従来品の『LX100』後継モデルとなり、比較的外径が大きいサイズ構成となっている。ちなみに同じタイヤでもサイズが違うと、サイドウオールの高さやタイヤ幅が異なるので、変形の度合いが変わってしまう。従って、サイズによって内部の構造を変えている。
SUVも電動化が進んでいることから、このLX200も車重のある電動SUVにも対応できる製品となっている。むしろ、比較的軽量で小型なコンパクトSUVには、新たに誕生したブランド、『フィネッサ』をオススメしたいそうだ。
