(※画像はイメージです/PIXTA)

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温泉大国・日本には、訪れた人の心をつかむ魅力的な温泉地が数多く存在しています。とはいえ、ネットやSNSで目にするのは、皆がその魅力を知る「定番の名所」ばかり。一味違う“穴場”に足を伸ばしたいという人もいるのではないでしょうか。そこで今回は「じゃらん人気温泉地ランキング2026」の結果をもとに、1万2,595人の温泉好きがおすすめする「穴場温泉地ランキング」TOP3を紹介します。

温泉好きがおすすめする“穴場”の温泉地は…

冬旅の候補として挙がることの多い温泉ですが、口コミや知名度を頼りに選んでいると、ついつい行き先がマンネリ化しがち。定番の人気ランキングにはあまり登場しない“穴場”を開拓したい! という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「じゃらんリサーチセンター」が行った「じゃらん人気温泉地ランキング2026」の結果をもとに、これまでに行ったことがある温泉地のうちおすすめしたい「穴場温泉地ランキング」TOP3を紹介します。

【調査概要】
■調査期間:2025年9月1日(月)〜2025年9月13日(土)
■調査対象:2024年8月〜2025年7月までに『じゃらんnet』を利用した会員
■調査方法:インターネット上でのアンケートを実施
■有効回答数:1万2,595人
■対象温泉地:全国の334温泉地(除く東京都)を調査対象として設定
※新規追加:シギラ黄金温泉(沖縄県)、三重城温泉(沖縄県)
■調査機関:マクロミル

第3位:下風呂・薬研温泉(青森県)

(下風呂温泉(青森県)/PIXTA)

第3位にランクインしたのは、青森県下北郡風間浦村(しもきたぐん・かざまうらむら)にある「下風呂・薬研温泉」です。下北半島の雄大な自然に抱かれた静かな温泉地で、100メートル以内に3つの系統の源泉がある下風呂温泉は古くから「海辺の湯治場」として親しまれ、湯船からは広大な津軽海峡を望むことができます。湯冷めしにくい塩化物泉で、身も心もポカポカに。

また、薬研温泉はブナ林に囲まれた渓谷の奥に湧く秘湯で、森林浴と温泉を同時に楽しめるのが特徴。川のせせらぎを聞きながら浸かる湯は、まさに心身をほぐす癒やしの時間です。

海と森、2つの表情を持つ温泉地として、静かに過ごしたい旅人に寄り添う場所となっています。下北半島は見どころが多いことから、時間をかけてめぐりたいエリアです。

第2位は、大自然を体感できる穴場温泉地

第2位:ぬかびら源泉郷(北海道)

(タウシュベツ川橋梁と空(北海道)/PIXTA)

第2位にランクインしたのは、北海道河東郡上士幌町(かとうぐん・かみしほろちょう)にある「ぬかびら源泉郷」でした。北海道の大自然、十勝三股へと続く山あいに位置し、湯量豊富な源泉かけ流しの宿が点在。無色透明のやわらかな湯は肌あたりがよく、長旅の疲れをそっとほどいてくれます。

写真の「タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)」は1937年に建設された旧国鉄士幌線の橋梁で、士幌線が廃線になったあとも橋だけが残り、現在は糠平(ぬかびら)湖のなかに佇む遺構として知られています。湖の水位で出たり沈んだりする珍しい橋で、アーチが連なる美しいデザインから、写真家にも人気のスポットです。

タウシュベツ川橋梁以外にも旧国鉄の遺産や花畑など人気の観光スポットが多く、冬にはわかさぎ釣りもできるそう。温泉と自然、そして歴史が穏やかに溶け合うぬかびら源泉郷は、喧騒から離れて心を整えたい人に寄り添ってくれる場所でしょう。

第1位:乳頭温泉郷(秋田県)

(乳頭温泉(秋田県)/PIXTA)

第1位に輝いたのは、秋田県仙北市(せんぼくし)にある「乳頭温泉郷」でした。十和田八幡平国立公園の深い森のなかにある全国屈指の秘湯地帯で、7つの温泉が点在し、それぞれ泉質や趣が異なるため、湯めぐりの楽しさが格別です。

特に「鶴の湯」は浴槽の底から温泉が湧き出し、常に“生まれたて”の新鮮な湯を堪能。白濁した硫黄泉や、木造の湯小屋が醸し出す素朴な情緒は、訪れる人の心を静かにほどいてくれます。

周囲にはブナ林が広がり、四季ごとに移ろう景色が湯浴みの時間をより豊かに演出。雪に包まれる冬の露天風呂は、まさにここでしか味わえない体験でしょう。

露天風呂のなかにはシャワーや洗い場がないところもありますが、江戸時代から続く湯治の歴史を感じながら入浴を楽しめる同所は、まさに“穴場”。都会の喧騒から離れてほっとひと息つきたい方におすすめのスポットです。

大自然に囲まれ「秘湯」を堪能…「穴場温泉地ランキング」TOP3

「穴場温泉地ランキング」TOP3は、乳頭温泉郷を筆頭に、ぬかびら源泉郷、下風呂・薬研温泉となりました。いずれも大自然の静けさのなか、湯そのものを味わえる点が特徴的です。源泉の力を大切にしてきた温泉地だからこそ、一度訪れる人の心を掴んで離さない魅力があるのかもしれません。

今度のお休みは日常の喧騒から離れ、自然と向き合う時間を求めて、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。