テールライトもレトロですてき〜

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mibotのコンセプトと特徴

 移動の効率化と環境負荷の低減が求められる中、新たな選択肢として注目を集めるのがミニカー規格の電気自動車です。

 KGモーターズの「mibot」は、レトロな外観と先進的な機能を併せ持つ1人乗りモビリティ。

【画像】斬新デザイン! これが「110万円の車内」です。画像を見る!(30枚以上)

 維持費の安さや取り回しの良さから、日常の短距離移動や業務利用での活用が期待されています。

「小型モビリティロボット」を掲げるmibotは、1人乗りのセンターポジションを採用し、運転する楽しさを追求したモデルです。

 デザインは80年代のポラロイドカメラをモチーフとしており、レトロさと近未来感を両立させた前後対称のシルエットが特徴となっています。

 リアにはトランクスペースを確保。45kgまでの荷物が積載可能で、灯油などのポリタンクも積める設計となり、「ワンマイル移動」に最適。

 また、無線通信によるソフトウェア更新(OTA)にも対応しており、常に最新の状態にアップデート可能です。

 充電は家庭用の100Vコンセントで可能となり、満充電での航続距離は約100km。電気代に換算すると1kmあたり約1.82円となります。

 法規上は「第一種原動機付自転車(ミニカー)」に分類されるため、車検の必要がありません。

 税金や保険料も抑えられるなど、コストパフォーマンスに優れた設計です。

 また、ドアとエアコンを備えた車室構成により、日常業務や移動における快適性と安全性を確保。主なスペックは以下の通りです。

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全長:2490mm
全幅:1130mm
全高:1465mm
最高速度:60km/h
航続距離:100km(30km/h定地走行テスト値)
登坂性能:23%勾配
最大積載量:45kg
充電:AC100V 約5時間
乗車定員:1名
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 KGモーターズは、2025年12月30日にmibotの第1号車を納車しました。現在は「プレ量産フェーズ」にあり、今回届けられた車両は量産車と同等の品質基準を満たした状態で製作されています。

 このフェーズでは、少数の生産・納車を通じて、組み立て工程の効率化や納車フロー、アフターサービス体制などの事業全体の供給体制を検証しています。同社はここで得られる知見を反映させ、2026年4月からの本格的な量産開始を目指す方針です。

 またmibotの普及に向けた社会実装も動き出しています。出光興産とKGモーターズは2026年1月16日に業務提携を締結しました。

 2026年4月から、東京と広島の給油所「apollostation」の一部店舗にて、販売支援や車両整備の実証トライアルを開始。SSが納車後の点検や部品交換の拠点となることで、ユーザーが安心して利用できる体制を構築します。

 また、2026年1月19日からは広島県東広島市において、自治体業務での運用を想定した実証実験(PoC)も開始されました。

 実際の業務環境でmibotを運用し、利用実態や運用上の課題を整理・分析することで、今後の活用の可能性を検討していくとしています。

遠くから見ても可愛い

 新たなモビリティの登場に対し、ユーザーからは多くの反響が寄せられています。

 特に、日本家屋の軒下や狭いスペースに収まるサイズ感に対し、「自転車のように置ける」「狭い路地も行けそうで良い」といった、日本の住宅環境にマッチした点への評価が見られます。

 また、開発の進捗が動画等で発信されてきた背景もあり、「企画から見ていたので感無量」「新しい時代の始まりを感じる」といった声や、出光興産との提携による整備網の確保に対して「全国展開への安心感がある」といった期待感も示されています。

 納車が始まったことで、公道で見かける機会が増えることへの関心も高まっているようです。