歴史的寒波で「50時間以上」空港で足止め… 笹生優花は“私服”で開幕戦に登場
【写真】滑走路に雪が… 歴史的寒波で現地の空港は大混乱
その背景には、先週末、米国の東部から南部にかけて見舞われた歴史的寒波がある。ドナルド・トランプ大統領は12州で緊急事態宣言を承認し、これまでに40人以上の死亡が確認されている。航空便は欠航が相次ぎ、笹生が拠点を置くテキサス州ダラスのダラス・フォートワース空港でも多くの人が影響を受けた。ダラスから大会開催地・オーランドへの直行便は日曜日、月曜日と全便欠航。火曜日になってやっと、1日10便のうち5便が、大幅に遅延しながらも飛んだ。日曜日に移動を予定してい笹生は「50時間以上」も足止めを食らい、やっと到着したのは火曜日の夜。ちなみに、日本から来た筆者も、ダラスで足止めを食らい二夜を過ごすほどの大混乱だった。笹生が預けた2つのスーツケースは、搭乗した便に積まれていなかった。それでもキャディバッグが手元に届いたのが不幸中の幸い。開幕前日は、移動着の私服で練習をするしかなかった。だが、こんなドタバタがあっても、笹生のいつもの明るい笑顔は変わらない。「(トラブルは)初めてではないので。It's not terrible. Not bad.(悪くはない)荷物は来ると思うから大丈夫、大丈夫」。24歳はこのどうにもできない状況を受け入れている。足止めを食らっていたこの3日間は、思うような時間を過ごすことができず、コースチェックもできなかった。それでも2024年「全米女子オープン」覇者として、今大会には4度目の出場。経験を生かすしかない。昨年は不振に苦しみ、キャリアワーストのポイントランキング132位で終えた。「今年もみんなと仲良く、シーズンを進んでいきたい。もちろんいいプレーもしたい」。復調を期す米6年目はまさかのスタートになったが、まずは“完全装備”で初日のティオフを迎えられることを願いたい。(文・笠井あかり)
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