サンダーランド戦で、プレミアにおける単一シーズンのブラジル人選手最多得点記録を更新したイゴール・チアゴ。(C)Getty Images

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 プレミアリーグでブラジル人選手の新たな歴史が刻まれた。ブレントフォードのFWイゴール・チアゴが、1月7日に行なわれた21節サンダーランド戦で2ゴールを記録し、今シーズンのゴール数を「16」に伸ばした。これは単一シーズンにおけるブラジル人選手の最多得点記録となる。
 
 これまでの最多は15ゴール。リバプール時代のロベルト・フィルミーノ(2017-18)、アーセナルのガブリエウ・マルティネッリ(2022-23)、ウォルバーハンプトン時代のマテウス・クーニャ(2024-25)が並んでいた。I・チアゴはシーズン半ばにしてその壁を越え、記録保持者となったのである。
 
 驚きが大きいのは、その立ち位置だ。
 
 I・チアゴはブラジル国内で“将来を嘱望されたFW”ではなかった。欧州移籍時も大きな注目を集めた存在ではなく、ブラジル代表の「エース問題」の俎上に載る名前でもなかった。その伏兵が、プレミアの舞台で、しかも数字で歴史を塗り替えた。
 
 試合後、ブレントフォードのキース・アンドリュース監督は「彼は完璧なストライカーだ。われわれの攻撃に多くの貢献を果たしている」と称賛。加入2年目で、チームの軸へと成長した姿を評価した。
 
 SNS上では、この“想定外”を映す反応が目立つ。

「正直ノーマークだった」
「どこから出てきた?」
「怪物すぎる」
「完全に手がつけられない」
「プレミアの新しいブラジル人9番だ」
 と、驚きと称賛が入り混じった声が広がっている。
 
 シーズンはまだ折り返し地点。このペースを維持できれば、偉大な数字を残す可能性もある。それだけではない。見えてきたのがブラジル代表入り、さらには2026年ワールドカップの出場だ。
 
 絶対的なストライカーが不在のセレソンにとっても、I・チアゴのブレイクは大きな追い風と言える。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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