「正直ノーマークだった」「どこから出てきた?」伏兵のブラジル人FWがフィルミーノ超えのプレミア最多16得点。セレソンにも追い風が
これまでの最多は15ゴール。リバプール時代のロベルト・フィルミーノ(2017-18)、アーセナルのガブリエウ・マルティネッリ(2022-23)、ウォルバーハンプトン時代のマテウス・クーニャ(2024-25)が並んでいた。I・チアゴはシーズン半ばにしてその壁を越え、記録保持者となったのである。
驚きが大きいのは、その立ち位置だ。
I・チアゴはブラジル国内で“将来を嘱望されたFW”ではなかった。欧州移籍時も大きな注目を集めた存在ではなく、ブラジル代表の「エース問題」の俎上に載る名前でもなかった。その伏兵が、プレミアの舞台で、しかも数字で歴史を塗り替えた。
試合後、ブレントフォードのキース・アンドリュース監督は「彼は完璧なストライカーだ。われわれの攻撃に多くの貢献を果たしている」と称賛。加入2年目で、チームの軸へと成長した姿を評価した。
SNS上では、この“想定外”を映す反応が目立つ。
「どこから出てきた?」
「怪物すぎる」
「完全に手がつけられない」
「プレミアの新しいブラジル人9番だ」
と、驚きと称賛が入り混じった声が広がっている。
シーズンはまだ折り返し地点。このペースを維持できれば、偉大な数字を残す可能性もある。それだけではない。見えてきたのがブラジル代表入り、さらには2026年ワールドカップの出場だ。
絶対的なストライカーが不在のセレソンにとっても、I・チアゴのブレイクは大きな追い風と言える。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【動画】巧みなヘッドで記録を更新したI・チアゴの16点目
