流経大柏が大分鶴崎を下して準々決勝に進出。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 1月2日、第104回全国高校サッカー選手権の3回戦で流通経済大柏(千葉)と大分鶴崎(大分)がフクダ電子アリーナで対戦した。

 強力な陣容を揃える優勝候補の流経大柏と、99年度大会以来26年ぶりの16強進出で波に乗る大分鶴崎の一戦。先にチャンスを掴んだのは、流経大柏だ。前半8分、増田大空(3年)の左CKから、メンディー・サイモン友(3年)が力強いヘディングシュートを放つも、惜しくも枠を捉えられない。

 その後も流経大柏が攻め込む時間帯が続いていた状況で、先にスコアボードを動かしたのは大分鶴崎だった。22分、染矢宏輝(3年生)の自陣からのロングパスに抜け出した山下紫凰(2年生)が相手DFに寄せられながらも左足のシュートでネットを揺らした。

 追いかける流経大柏は31分、同点に追いつく。相手DFのクリアミスを拾った古川蒼真(3年生)が一気にエリア内に進入すると、GKに倒されてPKを獲得。これを島谷義進(3年生)が確実に仕留めた。試合は1−1で折り返す。
 
 迎えた後半、2分に流経大柏が逆転に成功する。後半開始から投入された金子琉久(3年生)がエリア付近でボールを受けると、キックフェイントから左足を振る。強烈な一撃をゴール右に突き刺した。

 さらに流経大柏は24分に追加点を奪う。右サイドから抜け出した安藤晃希(3年生)がゴール前にクロスを供給。反応した金子が右足のワンタッチシュートで流し込んだ。

 止まらない流経大柏は、40+1分に増田の右CKから金子が強烈なヘディングシュートを叩き込み、4点目を奪取。金子はこれでハットトリック達成だ。

 さらに40+3分に古川がダメ押し弾。流経大柏が見事な逆転勝ちでベスト8進出を決めた。

取材・文●保坂悠輝(サッカーダイジェストWeb編集部)

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