JRT四国放送

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中国内モンゴル自治区で植林活動を行うなど、日中友好に大きな役割を果たした、徳島市出身の中国残留孤児、烏雲さんが11月7日に亡くなっていたことが分かりました。

87歳でした。

烏雲さん、日本名・立花珠美さんは、徳島市国府町出身の中国残留孤児です。

親族によりますと11月7日、大腸がんの治療のため入院していた中国内モンゴル自治区の病院で亡くなりました。

87歳でした。

烏雲さんは、2歳の時に家族5人で徳島から旧満州へ移住。

しかし7歳の時、旧ソ連軍の侵攻を受け、家族と死別して孤児となり、中国の養父母に育てられました。

日中国交正常化後、徳島市の肉親と再会しますが、中国の暮らしを選択。

教師として教育分野で大きな足跡を残しました。

教師を退職したあと、烏雲さんが取り組んだのが、中国の砂漠の植林活動です。

徳島市の植林ボランティア協会の設立や、日本語教室の開設にも携わるなど、長年にわたり徳島と中国の架け橋として活動を続けました。

親族によりますと、烏雲さんの遺灰は遺言により、日本と中国の間の海に散骨されたということです。

2024年9月、5年ぶりに徳島を訪れた烏雲さん。

これが、最後の里帰りとなりました。

地元・国府町の中学校に招かれた烏雲さんは、生徒から「平和」について問われ、次のような言葉を残しています。

(烏雲さん)
「みなさんまだ若いので、私は歳をとっているけど若いので希望が持てる」
「そしてこれからの平和、幸せな世の中、みなさん1人ひとりの力で守っていくことを、みなさんにお願いしたい」
「あともう一つ、日本と中国この2つの国でいろいろありましたが」
「これから平和で末永く、平和で仲良くできるよう、みなさんに託したい」
「よろしくお願いします」