ダイハツ ミゼットX ママチャリがコンセプト?! Japan Mobility Show 2025
100年もの歴史をもつダイハツ
今回のJapan Mobility Showでダイハツがテーマに掲げたのは『わたしにダイハツメイ。小さいからことできること。小さいことからひとつずつ。』である。
今はトヨタの子会社になっているが、ダイハツの創業は1907年で、100年を超える歴史を持つ。その中で、人々の暮らしに寄り添いながら、小さいながらも親しみやすくて便利で手頃な価格のクルマを提供してきたのがダイハツだ。

新感覚のモビリティが新型ミゼットXは、ママチャリをイメージ。価格は?
ブースの中央に置かれていたのが新型「ミゼットX」だ。ミゼットといえば、初代モデルは1957年から1972年まで販売されていた軽自動車規格の三輪トラックである。
その後 1996年から2001年にかけて、ミゼットの名前を受け継いでミゼットIIと呼ぶ軽自動車規格の四輪小型トラックを販売していた時期がある。小口配達に特化したモデルで、当初は一人乗りのトラックのみだったが、後に二人乗りのAT車やライトバンタイプのカーゴも設定された。
今回Japan Mobility Shoに出品されたのは、もしかしたらミゼット?として発売されるかも知れない。基本コンセプトは、自転車やバイクなどの二輪車と軽自動車の中間に位置するような、扱いやすくて安心できる小さな新感覚のモビリティである。
新型ミゼットXのボディサイズは、全長2200?×全幅1295?×全高1680?でホイールベースは1600?とされている。後部に荷台を持たないこともあって、ミゼット?に比べるとひと回り小さいサイズである。
つまり、ミゼット?は荷物を積むトラックとして発想されたのではなく、ママチャリの代わりになるようなモデルとして発想されたという。シート配置は運転席+後方に子供二人を乗せるスペースが確保された三人乗りである。ドアは前開き後ろヒンジとすることで、小さなボディへの乗降性を確保している。
新型ミゼットXの動力源はバッテリー。純電気自動車として開発されている。アクセルやブレーキなどのペダルはスペースから成立てず、代わりにネオステアと呼ぶトヨタが開発したハンドドライブを採用するという。
電池の搭載量や航続距離などはママチャリユースをベースに検討中とのこと。まだ煮詰められていないとのことで、基本プラットフォームも軽自動車用とは異なる汎用性の高いものを計画しているとのことだ。もちろん、新型ミゼットXは価格も重要な要素。買い得感ある価格であることにも期待したい。
ママチャリと軽自動車の間に新しい市場が開けるかどうか、興味の持たれるところである。
<レポート>松下宏
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