MURA Technology CEO・スティーブ・マホン Steve Mahonー廃プラスチックを石油・ナフサの原料、さらに石油製品などへ再製品化する現実的対応を─
─ 日本市場への期待は何かありますか。
S・Mahon 1億二千万人の人口、GDPで世界4位という大きさ、プラスチック使用量、この3つが日本市場の魅力だと考えております。
─ 日本はプラスチックの一大生産国ですが、使用済のプラスチックの一部は輸出されています。この現状はどう思いますか。
S・Mahon わざわざ輸出しなくても、こうしたリサイクル技術を活用すれば、有力資源として活用できます。日本はその道を選択すべきだと思います。
─ 日本は無資源国とされていますが、こうしたリサイクル技術を生かせば資源国になるということですね。
S・Mahon はい、その通りです。資源国になると同時に、世界の環境を良くする先進モデル国になることができると思います。わたしたちも日本の企業と協力しながら、社会課題の解決に向かって努力してまいりたいと思います。
─ これまでの経歴を少し話してくれませんか。
S・Mahon 1968年生まれの現在57歳です。ニューキャッスル大学で物理学の博士号を取得しております。わたしはこの16年間で数々の起業をしてきました。MURAは2016年に起業しました。
─ 日本のみならず世界全体でプラスチック公害がいわれて久しいですが、今回の技術はそれを防ぐ手立てになりますね。
S・Mahon はい。今回の日本での廃プラスチックの実用化を世界の先進モデルにしていきたいと考えています。MURAの経営陣は専門家で形成されており、中でもハイドロPRT技術は従来の熱分解技術に対して多くの優位性があります。 わたしたちの技術は世界で最も大きなリサイクル技術になると考え、普及に努めたいと思います。この技術で日本および世界の社会課題解決に貢献していきたいと思っています。
■ スティーブ・マホン 1968年英国生まれ。英国ニューキャッスル・アポン・タイン大学卒業。地球物理学および惑星物理学の博士号(PhD)と最優等の学位を取得。1996年に英国国防に入省。2016年に英国企業Mura Technology(ムラ・テクノロジー)を設立。英国で太陽光発電資産の開発、建設、運営を行った最初の人物の一人。Rivington Energy Management Limited(リヴィントン・エナジー・マネジメント)会長。AIM(ロンドン証券取引所)上場のGelion plc(ゲリオン、AIM:GELN)非業務執行会長。
