Photo: 三浦一紀

ネクタイピンかと思ったわ。

CEATEC 2025の村田製作所ブースで、おもしろいものを見つけました。マスクに取り付けるピンマイク「mask voice clip」です。これ、「CEATEC AWARD 2025」デジタル大臣賞を受賞したそうです。

マスクの振動を拾って認識

Photo: 三浦一紀

こちら、見た目はほんとにネクタイピンみたい。ポイントは、先端に付いているペラペラのフィルム。これは「ピエゾーフ」という同社開発の圧電フィルムセンサー。これがマスクの振動を拾って、電気信号に変換してくれます。

通常のマイクは、空気の振動を拾って電気信号に変換しているため、話者以外の周囲の音も拾ってしまいます。しかし、mask voice clipはマスクの振動をピンポイントで拾うため、話者の声のみを効率よく拾えるんです。

Photo: 三浦一紀
マスクにmask voice clip、胸元にピンマイク

デモでは、係員の方がmask voice clipと通常のピンマイクの両方を装着していました。

Photo: 三浦一紀

画面の上がmask voice clip、下がピンマイク。ピンマイクのほうは、僕らが話している声も拾っていますが、mask voice clipはマスクをした係員の方の声のみ。これはなかなか高精度です。

まあ、これを使うにはマスクをしていないといけないという制約がありますが、逆に考えれば、マスク必須の現場などで音声を確実に拾う必要があるところでは、かなり活躍するのではないでしょうか。

インタビューとかでこれを使えたら、文字起こしの精度がめちゃくちゃ上がって効率上がるような気がしますが、マスクしてもらわなきゃならないので、そこが悩ましいな。

製品化、待ってますよー。

Source: 村田製作所