テレビ金沢NEWS

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大相撲九月場所は28日、千秋楽を迎え、横綱・大の里が優勝決定戦を制し、5回目の優勝を飾りました。横綱として初めての優勝に、地元も大いに沸きました。熱戦を振り返ります。

16年ぶりとなった横綱同士の優勝決定戦。

豊昇龍関を破り幕内通算5回目、そして、横綱2場所目で初の優勝を果たした大の里。

その歓喜の瞬間を見届けようと、地元では、優勝の可能性が浮上した27日の14日目から、ファンが見守っていました。

小学生時代の大の里を指導した恩師、梅田貴夫さんが営む金沢の飲食店では…

小学校時代の大の里を指導・梅田 貴夫 さん:
「本場所は最後まで集中力が切れずにやれていると思いますので、勝って優勝決めてほしいというところがあります」

単独トップの大の里は14日目、対戦相手の大関・琴櫻がまさかの休場となったため不戦勝に。

賜杯を争う豊昇龍が敗れれば優勝、という展開でしたが…

豊昇龍が勝ったため、優勝の行方は千秋楽に持ち越しです。

そして、28日の大一番。

本割で、豊昇龍との直接対決。

横綱同士の対決は16年ぶりで、大の里が勝てば優勝、豊昇龍が勝てば優勝決定戦にもつれこみます。

千秋楽も、地元は盛り上がりました。

パブリックビューイング会場の地元ファン:
「横綱になって初優勝、これが皆さんの希望ですから、必ずややってくれると思います」
「絶対優勝してほしい」

恩師が経営する店でのファン:
「強い横綱に勝って、強い横綱って言ってもらいたいです」
「一気の押し出し、きょうも見たいですよね」
「盛り上がってるぜーい!勝つ気しかしませーん!」

千秋楽最後の一番で、大の里があっけなく敗れて…

「あ~~~」
「でも次は、必ずやってくれると思います」

迎えたのは…

「優勝決定戦でございます」

大きく息を吐いた大の里。

再び土俵に上がり、最後の一番です。

地元のファンも、固唾をのんで見守ります。

優勝の瞬間:
「わ~!」

恩師が経営する店でのファン:
「大の里おめでとう」
「最高です。大横綱の第一歩が始まりました」

小学校時代の大の里を指導・梅田 貴夫 さん:
「最後の相撲は最高でしたね。誰も敵わないです」

パブリックビューイング会場の地元ファン:
「今回はパブリックビューイングが揺れました!」
「唯一無二ということで流行語大賞になってほしいくらい」
「やっぱり最終的には彼はわれわれの期待にちゃんと応えてくれます」

自身5回目の優勝パレードも、笑顔でファンの歓声に応えます。

その後の優勝祝賀会でも、二所ノ関親方とともに喜びを分かち合いました。

横綱・大の里:
「(優勝パレードは)5回目の経験ということで、何度やっても本当にうれしい瞬間。東京場所は得意ですけど、地方場所は不本意な成績ばかりなので、次は九州ということで、しっかり地方でもいい成績が残せるよう、しっかりやっていきたいです」

二所ノ関親方(元・稀勢の里):
「まだまだ成長してくると思うので、これから相撲内容も相撲の形も相手は研究してきますから、どんどんその上をいくような進化をしてほしいと思います」。

そして、優勝から一夜明けた29日。

優勝決定戦を戦ったもう1人の横綱・豊昇龍について語った大の里。

1つ年上で、学生時代から何度も対戦し背中を追ってきた存在です。

横綱・大の里:
「大相撲の世界に入ってもずっと負けていましたし、こういう形で最後、勝ててよかったですし、自分もあの人の背中を追って、負けたくないという気持ちをもって、自分も横綱になれたので、あの人の存在は自分の中で大きいので、これからも一緒に頑張っていきたいと思います」

最高位で優勝し、角界をけん引する存在となった大の里。

次は、横綱として初めての連覇を目指します。