【星つなぎのエリオ】松山ケンイチ、清野菜名ら声優陣が「孤独」へのアドバイス!
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映画『星つなぎのエリオ』は『トイ・ストーリー』『リメンバー・ミー』、昨年の夏に公開され、世界的な大ヒットを記録した『インサイド・ヘッド2』など、イマジネーションあふれるユニークな”もしもの物語”を描いて、数々の心温まる感動を全世界に贈り届けてきたディズニー&ピクサーによる劇場最新作。両親を亡くしてひとりぼっちの主人公エリオが、何光年も離れた星で、本当の居場所、大切なつながりを見つける物語を描くといった感動のファンタジー・アドベンチャーとなっている。
会場には前日に映画を鑑賞した学生が大集合。ステージに主人公エリオを心配し気持ちを理解したいと願っている叔母・オルガ役の清野菜名、エイリアンの少年・グロードンの父であり”コミュニバース”の支配を目論むグライゴン役の松山ケンイチ、”コミュニバース”の案内係でハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥ役の野呂佳代、オルガの部下で無線オタクというメルマック役のマユリカ中谷、そしてエリオが宇宙に憧れるきっかけとなる故カール・セーガン博士の吹替を担当した宇宙飛行士の野口聡一といった、日本語吹替版のキャスト5人が登壇すると、客席からは大きな歓声が沸き上がった。
今回のイベントでは、映画を鑑賞した学生から募集した感想や質問を元に、声優陣がトークを展開していくことに。スクリーンに映し出された学生たちの熱のこもった感想を読んだ清野は、「仲間はもちろん、近くにいる家族の大切さに気付くことができた」というコメントに「私もこの映画を観た後に、自分のことを大切に思ってくれている存在に改めて気付けたので。同じだなって(笑)」と共感を口にしていた。また野口も感想を読みながら「映画を観て、私は心と心の絆を取り戻す、孤独であっても一人じゃないと気付くところが大事だと思いました。皆さんの感想は本質をついてますよね」と学生たちの理解度の高さに感心したようす。そんな野口だが、大勢の大学生たちを前に「講義してる気分」になったようで、「みんな単位あげるから」と冗談をいうと会場は大きな拍手に包まれた。
お気に入りのキャラクターについての感想をチェックしてみるとグロードンが大人気。これには父親であるグライゴンを演じた松山は鼻高々に「グロードンの父親でよかったです」とコメント。そんなグロードンの魅力を聞かれると「純粋だし、動きと声、フォルムも仕草も可愛すぎる」と親バカっぷりを見せつつ「やっぱり(佐藤)大空君の力がデカかったんじゃないかなって思います。動きに合わせてくる声がすごくて。ビックリしました」と、日本語吹替版でグロードン役を熱演した佐藤の演技を絶賛してくれた。
そんな映画『星つなぎのエリオ』が、学生たち若者の心に響く理由を尋ねられた清野は、「エリオのように、好きなものに真っ直ぐ走り抜けると、いつかきっと奇跡が起きるっていうところ。そこは見てて私も夢を目指していた学生の頃を思い出しました」と本作のポイントを指摘。また自身の学生時代の体験とリンクさせながら「皆さんも挑戦できることはいっぱいあると思うので、真っ直ぐに夢中にエリオのように駆け抜けてほしいなって思います」と会場の学生たち向けてのエールを贈ってくれた。
松山も「僕40歳なんですけど、いまだに迷うし悩むし、いろんなことを気にするし、ずっと挑戦し続けている感覚は変わってない気がしています。失敗も成功もあるんですが、この映画はそういう自分を肯定してくれるような感じがありました」と作品の魅力について言及。迷ったときに背中を押してくれる、そしてその決断を肯定してくれるところが、自身に刺さりまくったように学生たちにも響く物語になっているのではという分析を語ってくれた。
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会場では学生たちに向けてアドバイスも語られた。野口が吹き替えを担当した故カール・セーガンの印象的な言葉「我々は孤独なのか?」が劇中に登場するが、そんな孤独を感じる学生たちへ向けて野呂は「エリオと同じように孤独に感じてしまうことがあると思います。そういうときはちょっと頑張って、自分を俯瞰で見たりして視野を広くしてほしい。そうすることで繋がっていたり同じ想いを持っている人がいることに気がついて、孤独に感じることが少なくなるはず」と孤独対策を指南。
マユリカ中谷も大雪のときに旅行に行ったときに車が河川敷に落ちそうになって泣きながらJAFに電話したというエピソードを引き合いに出しながら、「孤独で死ぬかと思いましたが、助けてくれたJAFのおっちゃんも、たどりついた旅館の人もすごい優しくしてくれたんです。そんな風に周りの人にヘルプすることが大事なんじゃないかなと思います」と、周囲の人に頼る大切さについて力説してくれた。
ここからは学生からの質問に直接回答。「”コミュニバース”に何か一つ持っていけるとしたら何を持っていきますか?」という質問に、清野は「親友」、松山は「山」「海」「鼻毛切り」の三択の中から野口と相談して「海」を選択することに。野呂は自身の演じるウゥゥゥゥを推しつつ「宇宙感を出したい」ということで「キラキラのペン」をチョイス。マユリカ中谷は「美味しさ」で繋げる宇宙人とのコミュニケーションツールとして「たこ焼き器」と断言。ここでMCから「相方の阪本じゃないのか?」とツッコまれたものの、「マユリカで行ってもしょうがないでしょ」と一刀両断。「漫才やってもウケないと思うし、二人でいても戸惑うだけなんで」とのつれない答えに会場は大笑いとなっていた。ちなみに野口は「”コミュニバース”にはちゃんと重力がありそうなので、自分に合った枕を持っていきたいです」と宇宙飛行士ならではの答えを披露。これには声優陣も観客もさすがと納得していたようだった。
さらに客席の代表者から「もう一度『星つなぎのエリオ』の声優をやるならどの役をやってみたい?」との質問も。清野は「単純な考えですけどエリオをやりたい、主役なので(笑)。性別を超えて少年の役にチャレンジしたいです」とストレートに回答。松山は熱い男だからという理由でメルマック、野呂は「子供に戻りたいから(笑)」とグロードン、マユリカ中谷は宇宙のどんな質問にも何でも答えてくれる”ユニバーサル・ユーザー・マニュアル”をピックアップ。野口は松山と同じくメルマックを選択。「メルマックはオタクなので地でいけるから」と、マユリカ中谷よりも本物のメルマックを演じられるはずと自信を見せていた。
会場が盛り上がる中、和気あいあいとした雰囲気で繰り広げられてきたトークイベントもついにエンディングへ。最後に野口が「この作品は心の絆を取り戻して、孤独じゃないと思わせてくれる素晴らしい作品です。ぜひ劇場でご覧ください!」と公開へ向けてアピール。清野も「個性を大切に思える、心温まる映画になっています。これから公開まで、そして公開後も『星つなぎのエリオ』を応援していただけたらなと思います」と会場の学生に向けて呼びかけ、今回の大学生限定は大盛況のうちに幕を閉じた。
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