原は優れたポテンシャルをピッチで示せるか。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 E-1選手権を戦う日本代表で密かに注目している選手がいる。それは、脳震とうの影響で招集辞退した西村拓真に代わり追加招集された原大智(京都サンガF.C.)だ。

 1999年5月5日生まれの原はFC東京の下部組織出身で、2種登録を経て2018年にプロキャリアをスタートさせると、19年にはFC東京U-23で19ゴールを挙げ、J3得点王に輝いた。J1デビューを飾った20年はリーグ戦で26試合に出場して3得点を決め、ルヴァンカップの決勝やアジア・チャンピオンズリーグの舞台も経験した。その後、イストラ(クロアチア)、アラベス(スペイン)、シント=トロイデン(ベルギー)と海外クラブでプレーし、23年7月3日に京都へ完全移籍した。

 ここまで濃密なキャリアを過ごす原は、191センチ・84キロと体躯に恵まれたストライカーだ。ターゲットマンと思われがちだが、むしろ最大の魅力は足もとの技術。裏抜けも得意で、万能型のアタッカーである。
 
 前線での豪快なプレースタイルから「和製ハーランド」との異名も。先発起用が予想される中国戦(7月12日)で、原はその実力をどこまで発揮できるか。

 もしかすると、E-1選手権で大きな衝撃をもたらすのではないかと、そんな期待もしている。

 高くて、上手くて、速い。来年のワールドカップで優勝を目指すなら、その三拍子を揃えた原は貴重な戦力になり得るかもしれない。煽りすぎかも知れないが、それだけ期待しているというわけだ。“規格外”を証明するためにも、今回のE-1選手権で圧倒的なパフォーマンスを見せてほしい。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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