マーケティング侍・りゅう先生、儲かる会がやっている資金調達の裏側！社長がやるべきはこれだけ！

「お金がない社長は、これだけやれ！儲かっている社長だけが知っている"ズルい資金調達方法"」と題した動画で、マーケティング侍のりゅう先生とゲストの“黒字社長”市ノ澤氏が登場。資金調達が分からず悩んでいるこれからの経営者や、実際に会社経営をしている人に向けて、「資金調達のリアル」を徹底解説した。

りゅう先生は冒頭、「経営するならお金を集めるのは大前提」と断言。その上で「社長の仕事は“お金を集める”と、“うまく使う”の2つだけ」とキッパリ主張した。対して市ノ澤氏も「“調達と運用”、どうやって集めてどう使うか、これが経営のすべて」と持論を展開。特に中小企業にとって「金融機関からの借入れ＝90%以上の王道資金調達」とし、多くの経営者は“銀行格付け”の仕組みを理解しておかないと損すると強調した。

市ノ澤氏は「銀行は会社の決算書を点数化し、“32点”をひとつのボーダーに債務者区分をつけている」と具体例で解説。「32点未満は“地獄”…“要注意先”以下はまともにお金を借りられない。逆に32点を超えれば“正常先”、金融機関との付き合いも天国と地獄ほど変わる」と、その評価基準のシビアさに言及した。

また「配点が大きいのは“返済能力”と“安全性”の2つ。返済能力だけで55点もあり、安全性で34点。収益性は実は15点しかなく、この2軸に集中するといい。テストで点数配分の大きい問題だけ攻略する“裏ワザ”と同じ」だと話した。

加えて「銀行は“晴れの日に傘を貸して、雨の日に取り上げる”と揶揄されるけれど、当たり前だよ。貸したお金が返ってこなければ銀行も倒産する。だから“過去の決算書”を最重視してシビアに採点する」と現実を語り、格付けの点数が低い“真っ黒”な会社は「正直土下座で支払いを止めて生き延びるしかない」と厳しい現場感も明かした。