食楽web

●埼玉で日本最大級のプリンの祭典が開催! 注目のプリンはどれ?

 全国各地のプリンが一堂に会するスイーツファン垂涎の“ご当地プリン”フェスティバル『プリン博覧会2024』が埼玉県越谷市で開催されます。期間は11月22日~12月1日の10日間、場所はイオンレイクタウンです。

 昨年は来場者が3万人を超えるなど大好評を博したこのプリン博、2回目となる今回も「驚きのプリンとの美味しい・嬉しい・新たな出会い」をテーマに、全国各地から厳選したプリンが大集結。プリン発祥の地であるイギリスから遠く離れた日本で独自の進化を遂げた国民的デザート・プリンの奥深い世界を楽しむことができます。

 というわけで本記事では、会場で出店する6つの店舗と3つのセレクトショップがひとつになった「ご当地セレクション」ブース、全国各地の名物プリンを厳選して取り寄せ販売を行う「おとりよせプリンコレクション」ブースの中から、マストで購入しておきたいオススメの7品をご紹介します。

瓶プリンブームの火付け役!『菓子工房フラノデリス』の「ふらの牛乳プリン」

北海道『菓子工房フラノデリス』の「ふらの牛乳プリン」

 北海道富良野市の『菓子工房フラノデリス』がつくる「ふらの牛乳プリン」は、瓶プリンブームの火付け役といわれる伝説的プリン。富良野牛乳を使って焼き上げたプリンは三層構造で、表面のひと口目は濃密な味わい、中段から底にかけてはカスタードのようにとろける「とろとろ層」へと変化。さらに底には甘味と苦味のバランスが絶妙なカラメルソースに行き着きます。これを食べずしてプリンを語ることなかれ。まさに必食の逸品です。

“恐竜の聖地”ならではのプリン!『永平寺門前 井の上』の「恐竜発掘プリン」

福井県『永平寺門前 井の上』の「恐竜発掘プリン」

 恐竜の化石が多数発掘されていることから“恐竜の聖地”とも呼ばれている福井県。そのイメージをプリンで再現したユニークな一品がこちら。福井県吉田郡永平寺町にお店を構える食事処『永平寺門前 井の上』の「恐竜発掘プリン」です。バニラビーンズたっぷりの上質なプリンにクランチクッキーを層仕立てで敷き詰めた独自のスタイルが特徴。実はこのクッキー層の中には、恐竜を象ったチョコレートが入っており、食べ進むとチョコレートの化石を発掘できてしまいます。

入手困難な壺プリン!『神戸フランツ』の「神戸魔法の壺プリン」

『神戸フランツ』の「神戸魔法の壺プリン」[食楽web]

 洋菓子の激戦区である神戸市で、一時は入手が困難になるほどの大人気を博した『神戸フランツ』の「神戸魔法の壺プリン」はマストチェックな一品。ふんわりクリーム、とろ~りとろけるカスタードプリン、濃密な甘さとほろ苦さを備えたカラメルによる三層構造を備えた絶品プリンです。プリンフェスでは通常フレーバーに加え、季節限定のショコラテイストや新作のスイートポテトなど、新たなバリエーションがラインナップ。小さい壺容器に大きな満足感を感じる至高の味わいです。

プリンとティラミスの融合!『うっふぷりん』の「ティラプリ」

『大阪府・大阪プリン専門店 うっふぷりん』の「ティラプリ」

 プリンをテーマに多数のラインナップを揃える大阪の人気プリン専門店『うっふぷりん』の注目プリンは、プリンとティラミスのマリアージュスイーツ、その名も「ティラプリ」。濃密で滑らかな舌触りのプリンと、ティラミスの大人な味わいのいいとこ取りな味わいが魅力。お店の看板プリン「元祖うっふぷりん」や「うっふぷりんア・ラ・モード」など、関西を代表するプリンの名店が送る珠玉のプリンも登場します。

『ショコラティエ ろまん亭』の「プリン缶」&「放課後プリン」

『千葉県・ショコラティエ ろまん亭』の「プリン缶」

 全国のスイーツテーマパークやスイーツフェスで多くの注目を集めるスイーツを発表している気鋭の菓子職人・夛田俊之(ただ・としゆき)氏のスイーツショップ『ショコラティエ ろまん亭』(千葉県鎌ケ谷市)の注目プリンは、「プリン缶」と「放課後プリン」。

「放課後プリン」

 前者はビール缶を模した容器にプリンがたっぷり入った一品で、大きめサイズで食べ応えも抜群。一方の「放課後プリン」は、小さなバケツ型の容器にプリンとブルーハワイジュレが収まり、求肥でできた“ぞうきん”が掛けられたユニークな一品。どちらも自分で食べてよし、親しい人へのギフトにもオススメです。

“吸って食べる”プリン?『北海道・宴家ふく助』の「てしおchuchuプリン」

『北海道・宴家ふく助』の「てしおchuchuプリン」

 北海道天塩町で生まれた「てしおchuchuプリン」は、マヨネーズボトルで焼き上げた“吸って食べる”のが特徴の変わったプリン。滑らかな舌触りと濃密で優しい甘さを備え、名前の通りにチューチュー吸って食べるのはもちろん、星形に口部を活かしてトーストやコッペパンなどにデコレーションするのもOK。プリン好きなら一度は食しておきたい、インパクト抜群のルックスと食感が魅力です。

まとめ

 10日間の開催とスケジュール的には一見余裕があるように感じますが、全国各地の名店が作る極上プリンが揃うだけあって昨年と同様に土曜日や日曜日、また時間帯によっては想像以上の混雑&早い時間帯での完売が出る可能性があります。平日の午前中や午後3時前後など、お客さんが比較的少ない日時に訪れて、じっくりと品定めするのがベターです。

●DATA
プリン博覧会2024
期間:2024年11月22日(金)~12月1日(金)
会場:イオンレイクタウン mori 1階水の広場(埼玉県越谷市)
時間:各日11:00~19:00(最終日12月1日のみ17:00終了)
https://j-gourmet.jp/pudding/