美しい味と書いて_美味しい_と言う】そば屋で教わった”食べる流儀” 【食を学ぶ・美しい食べ方】

料理評論家の山本益博氏が自身のYouTubeチャンネルで「【美しい味と書いて_美味しい_と言う】そば屋で教わった”食べる流儀” 浅草並木藪蕎麦【食を学ぶ・美しい食べ方】」と題して、蕎麦を正しく美味しく食べるための心構えについて語った。山本氏は、「食べる名人にならないといけない」との思いを持ち、食事の際の姿勢や作り手への想いを大切にすることを説く。

山本氏が浅草の老舗そば屋で学んだ食べ方の秘訣には、「作っている人の気持ちを考える」ことが含まれている。「そばを食べるのに、作っている人の技量や心構えまで伝わってくるんだから、食べ方が大切だよ」と述べ、若い頃から食に対する深い理解を求められたエピソードを紹介した。その際には、蕎麦の香りを最大限に楽しむために、薬味を控えることやそばつゆを少量にすることの重要性も学んだ。

また、山本氏は、お蕎麦を食べる際のスピードにも触れ、「お蕎麦は3分経ったら変わってしまうくらい繊細な食べ物。早く食べて、そのお蕎麦の香りや持ち味を存分に感じ取って食べたい」と語った。そして、食事中に酒や他のものを間に挟まないことで「物の味が分かるには一番だよ」との考えも披露した。

動画の最後には、山本氏が自分が指導を受けた蕎麦屋での食事の様子を披露し、「おいしくいただきました」と感謝の気持ちを伝えた。