発売1週間で即重版! 泣けると話題『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』

写真拡大

 10月23日に講談社より発売された『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』。発売から1週間にして重版が決定するなど、話題を呼んでいる。

【写真】感涙の声が続々! 読者のコメントを見る

 兵庫県にある神戸市立王子動物園で暮らすパンダのタンタンは、阪神淡路大震災で傷ついた神戸の復興支援のために、2000年に日本にやってきた。

 短い手足にモフモフとした毛並みがぬいぐるいのようにかわいらしく、ついたあだ名は“神戸のお嬢さま”。あっという間に動物園の人気者にーー。二人の飼育員とともにのんびりごろごろとした日々を送っていたタンタンだったが、突如として数々の試練が降りかかる。

 タンタンの密着番組・NHK「ごろごろパンダ日記」プロデューサーの杉浦大悟が執筆し、最晩年には心臓疾患を抱えながら必死に生き抜いたタンタンの激動の“パン生”を丁寧に紡ぐ。飼育員たちがパンダ舎の屋上のひまわりに込める想いとはーー。パンダ好きはもちろん、多くの人におすすめできる1冊だ。

(文=リアルサウンド ブック編集部)