前澤友作氏、生活インフラ関連サービス提供を発表 利用者はカブ&ピース社の未公開株受け取れる
衣類通販大手ZOZOの創業者で、株式会社カブ&ピース代表取締役社長の前澤友作氏(48)が1日、Xとインスタグラムを更新。20日から電気、ガス、モバイル通信、インターネット回線、ウオーターサーバー、ふるさと納税といった生活インフラ関連サービスを提供することを発表した。
サービスの利用者は、カブ&ピース社の未公開株を受け取ることができる日本初のサービスだと説明。「電気代が株になる。ガス代が株になる。スマホ代が株になる。生活費が株に変わる、まったく新しい体験が始まります」とうたった。
カブ&ピースは「目指せ、国民総株主」をテーマに、日本国内における株式投資家を増やし、日本国経済を活性化させることをミッションに掲げている。展開する事業は、生活インフラ関連事業で、電気やガスなど、多くの国民に関与するサービスを提供する。「これらのサービスの利用者に、サービス利用の対価として、当社の株式を保有してもらう仕組みを同時に提供することで、当社ミッションの『国民総株主』を早期に実現させることを目指します」と説明。さらに「ポイントなどでお客様を囲い込むのではなく、株式をお渡しすることで、私たちの経済圏にお客様兼株主として参加いただき、会社を成長および上場させ、所有する株式の価値を最大化させていくことを共通目標とします」とした。
さらに「当社の取り組みにより、株を所有することが国民全体に広がることで、一部の資本家に資本が偏り、富が偏在している状況を、資本の分散によって滑らかにし、格差の是正に繋げていきたいと考えています」とした。