「イベント飾り」や「子どもの作品」の収納術3つ。捨てる判断は“1年後”がおすすめ
クリスマスにお正月とイベントごとが続く季節。ウキウキ楽しみな反面、「準備や片づけが面倒…」とおっくうに感じている方も多いのでは? そして、季節ごとの子どもの作品や年1回しか使用しないイベント飾りの収納には悩みますよね。ESSEフレンズエディターでライフオーガナイザーのさいきかよこさんが、イベントごとを「面倒と思わず、子どもたちと楽しむ」ための収納の工夫を語ります。
1:飾る場所の最短距離に収納!
イベント飾りは年に1回程度の登場となるので、普段の生活空間から遠い場所や、収納の奥にしまうことが多いもの。しかし、そういった場所に収納していると、準備に取りかかるまでが、面倒に感じてしまいがち。子どもたちが「飾りつけしたい!」と言い出したときに「うん、OK!」と笑顔で返事できるよう、わが家ではあえて「飾る場所から最短の位置」に収納しています。
ポイントは「目線よりも上の位置で手前に収納すること」。わかりやすく、出し入れしやすい収納にしておくことで、日常生活ではジャマにならず、イベント準備や片づけへのハードルも下がると感じています。
2:「子どもの作品」は1年間保存してから話し合う
わが家には工作好きの小学生が2人います。イベント前には学校でつくった作品を持ち帰り、家でも飾りを工作。そのため季節のイベントの際は、積極的に子どもたちがつくった作品をリビング中央に飾ります。飾る範囲を決め、全体にごちゃごちゃ飾ることはしないように。
作品が増えてくると一掃したくなる親は多いものですが、子どもたちは「捨てないで!」と言いがちです。そこでわが家では、イベント終了後、子どもたちの作品をファスナーつき保存袋やクリアファイルなどに入れてイベント別に紙袋へ収納。1年間保管します。
そして翌年のイベント準備時に「去年はこんなのつくったね」と思い出を振り返りながら、子どもと一緒に見直し。時間の経過により劣化しているものはあっさりと手放してくれたり、お互いに納得のかたちで思い出の作品を整理できるのでおすすめです。
3:収納グッズはお金をかけず、簡単に捨てられるものに
毎日使うものではないし、子どもたちと一緒に飾りつけを楽しむ期間も限られているイベント飾り。好みや気持ちも変わりやすく、数年後には飾りつけを一緒にすることもなくなってくる…。
そのため、イベント飾りには立派な収納用品をそろえなくてもいいと判断。落ち着いた色味の紙袋に入れるだけで、すっきりした印象でしまえます。アイテム別に保存袋に入れておけば、紙袋の中で混ざることもありません。どちらも不要になれば簡単に処分できるので気軽です。細かすぎる分類が苦手な私にはちょうどいい収納。ぜひ、お悩みの方は試してみてください。