橋下徹氏 徹底批判してきた維新・馬場代表に“お礼”「ここまで維新を引っ張ってくれたことには感謝…」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が1日までに自身のSNSを更新。27日に投開票された衆院選で、大阪の全19選挙区で勝利したものの、全国には力及ばず5議席減らす結果となった、古巣の日本維新の会の馬場伸幸代表について言及した。
馬場代表は10月31日、MBSテレビ「よんチャンTV」の取材にリモートで応じ、元維新代表の橋下からの厳しい批判について「橋下さんが生んだ政党が維新の会ですから。自分が生んだ子どもに厳しくするというのは当たり前だと思います」とし、「おっしゃっていることは全て受け止めて、自分の中で咀嚼(そしゃく)はしています」と静かに語っていた。
これまで馬場代表を徹底批判している橋下氏は、スポニチ・アネックスの「維新・馬場代表 橋下徹氏から繰り返される痛烈批判への思い問われ“自分が生んだ子どもに…”」と題した記事を引用し、「ここまで維新を引っ張ってくれたことには感謝です。今の国政維新は最高のキャスチングボート。僕ら創業者メンバーは引いて、新しい感覚のメンバーにうまく引き継いで欲しいです」とつづった。
橋下氏は、10月28日に出演したMBSテレビ「よんチャンTV」で「1番古いタイプの政治家」などと語ったり、自身のSNSでも馬場氏に対する痛烈な批判を繰り返し展開していた。