3回、筒香は中前適時打を放つ

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 「SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク0−7DeNA」(31日、みずほペイペイドーム)

 DeNA・筒香嘉智外野手が先制で決勝の適時打を放ち、チームの3連勝に貢献した。

 三回、2死一、二塁の好機、追い込まれながらも中前にはじき返した。「先制点がとれれば一番いい形になると思っていた。前の方たちが必死に作ってくれたチャンスだったので、なんとか返したいという思いでした」と振り返った。七回には三塁ベースに当たるラッキーな内野安打で今シリーズ初のマルチ安打を記録。「あれはしっかり修正します」と笑った。

 本拠地で連敗を喫してから敵地で怒濤(どとう)の3連勝。「福岡に入ってきてから全員でしっかり話をして、ここからいくぞって中で3、4戦目を取れた。今日はソフトバンクさんも今まで以上にくるんじゃないかと選手で話し合って、その一個上、二個上という僕たちの思いがないと勝てないというミーティングでした。それが今の雰囲気」と気を引き締めて臨んでいた。

 日本一へ王手をかけ、勢いを持って本拠地へ戻る。筒香は「日本一というのが僕のモチベーションでしたので、そこに向かえるチャンスがあるので、もう一度気を引き締めて、地に足をつけて横浜で戦いたい」と語った。