修理工場内に車が猛スピードで突っ込み、正面にいた整備士は絶体絶命のピンチに陥った(『The Drive 「Mechanic Miraculously Survives Hit From Runaway Car Barreling Into Shop」(@Cape3x via X)』より)

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アメリカで、整備士の男性が修理工場内で車が突進する瞬間が撮影され、SNSで共有された。男性は正面から車に轢かれたものの、奇跡的に軽傷で済んだ。投稿された動画には、ユーザーから「なぜ無事でいられたんだ!?」という驚きの声が上がっている。アメリカの車に関するニュースメディア『The Drive』などが報じた。

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米コロラド州在住でXアカウント名「Cape3」さんが、今月22日に投稿した動画が注目を集めている。動画は同州にある車の修理工場内の監視カメラが記録したもので、工場のガレージドアを開けて仕事の準備をする整備士の男性の姿が映っている。

しかしその後、工場内にトヨタ車「Scion xA」が猛スピードで突入し、男性に体当たりしてツールキャビネットに激突した。動画の視聴者は、車とキャビネットに挟まれた男性が命を落としたと思ったが、投稿にはこのように記されていた。

「なんてことだ! これは義理の両親の自動車修理工場で起こったばかりの事故だ。でも彼らが言うには、この男性は大丈夫だったんだって。本当に運が良かったと思うよ。」

なお、整備士の男性はサム(Sam)という名前で、投稿のコメント欄には、この修理工場のオーナーは投稿者の義理の両親ではなく、サムさんであるとの情報も寄せられている。サムさんは、フロントバンパーに取り付けられていた2つの牽引フックブラケットがキャビネットとの間に隙間を作り、押しつぶされるのを免れたとみられている。そして、動画の視聴者からはこのような声が寄せられた。

「一体、何が起こって彼は生き延びたのだろう?」
「なんてことだ! これって奇跡だよ。ツールキャビネットが床に固定されていなくて本当に良かった。心臓が止まりそうになったよ。」
「フロントバンパーとツールキャビネットの間に彼の頭があったけど、無事だったんだね。」

車に関する米ニュースメディア『The Drive』では、この車はブレーキが故障していた可能性も指摘されていると伝えていたが、そのことを知らなかった別の整備士が車を工場内に進入させて、このような事故が起こったようだ。

多くの人がサムさんの安否を案じたが、「Cape3」さんによると、彼は頭を打っただけの軽傷で済んだという。

画像は『The Drive 「Mechanic Miraculously Survives Hit From Runaway Car Barreling Into Shop」(@Cape3x via X)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)