ドル円乱高下 日銀据え置き、見通し実現なら引き続き政策金利を引き上げ

日銀会合結果を受けドル円は乱高下。金利据え置きを受けドル円は一時153.59円付近まで上昇したが、「見通し実現なら引き続き政策金利を引き上げ」「物価見通し25年度は上振れリスクのほうが大きい」との声明を受け、153.10円台にまで下落した。その後は153.40円付近でもみ合い。

日銀は、見通し実現なら引き続き政策金利を引き上げる方針としながらも、米国など海外経済や金融資本市場の動向を十分注視するとしている。このあと15時半からの植田日銀総裁の会見に注目が集まる。政策判断に「時間的余裕がある」といったハト派発言に修正があるかどうか。