石井代表(28日、東京都新宿区で)=須藤菜々子撮影

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 衆院選で落選した公明党の石井代表は31日午前、党本部で開かれた中央幹事会で、代表の辞任を表明した。

 11月9日に臨時党大会を開き、後任を選出する。

 石井氏は9月の党大会で代表に就任したが、衆院選では出馬した埼玉14区で敗れ、比例選への重複立候補もしていなかった。代表の落選は2009年以来15年ぶりとなる。公明の獲得議席は公示前の32議席を下回る24議席にとどまった。

 石井氏は会合で、「我が党にとって非常に厳しい選挙結果になった。全て代表である私の責任だ」と述べた。西田幹事長は続投する。