10月27日に投開票が行われた衆議院選挙。大分県内の小選挙区と比例代表で当選した4人にシリーズで今後の抱負などを聞いていきます。

初回は大分1区で当選した吉良州司さんです。

無所属 吉良州司氏

自民党候補との事実上の一騎打ちを制して7回目の当選を果たした無所属の吉良州司さん。

「自民党にノーをつきつける」をスローガンに掲げ業界を優先する政治などを厳しく批判してきましたが、選挙戦終盤では、演説の中で自らが目指す生活者主権の政治を訴える割合を増やしたそうです。

◆無所属 吉良州司さん
「生活者主権の政治で、生活者一人一人に直接向き合って言ってるわけですから、そういう意味では、私はとにかく一人一人なんだ。(政治とカネの問題は)私が言わなくても皆さん方の報道を含めて多くの有権者がわかっているので、私がどういう国づくり、またどういう政策で生活者の暮らしを良くしようとしているのか、そのことを訴えていくことの方が私にとっては重要だ」

「期待に応えるべく、大分弁で、しらしんけん(一生懸命)やるっていうことですね」

大分県庁(30日)

そして、投開票日の翌日の会見では、自身が代表を務める野党系無所属議員の会派「有志の会」で今後も活動していく考えを示しました。

一方で、「どこと連携していくのかは当然考える。首班指名で政策実現のため他の政党のトップの名前を書く選択肢もある」と話し、他党との連携に含みを持たせました。