アミューズ法務部の公式Xは、10月30日に投稿を更新。同性婚を認めないのは憲法違反とした判決に触れ、ネット上では多くの反響を呼んでいます。(サムネイル画像出典:アミューズ法務部公式Xより)

写真拡大

アミューズ法務部の公式Xは、10月30日に投稿を更新。同性婚を認めないのは憲法違反とした判決に触れました。

【実際の投稿:アミューズ法務部、同性婚について触れる】

企業としては“異例”の声明

同性婚を認めないのは憲法違反だとして、同性カップルらが訴えていた訴訟。憲法14条と24条2項に反する「違憲」との判決が同日出ました。これを受け、同アカウントは「本日午前10時、東京高等裁判所(東京高裁)が、いわゆる同性婚を認めていない現状は憲法に違反するとの判決を出した、との報道がありました。(ただし、当職らにおいて判決文はまだ確認できておりません。)」と、声明を出しました。

さらに「東京高裁という、最高裁判所に次いで影響力を持つ裁判所がそのような判決を出したことの重みは計り知れないと思います。各人が持って生まれた個性に誇りをもって生きていける社会の実現を願うばかりです。多様性をテーマとした作品等によって皆様の心に彩りをお届けできるよう、引き続き微力を尽くします」と、企業としての姿勢を示しています。

企業としては“異例”の発表となり、ネット上では多くの反響を呼んでいます。

「日本の企業でここまで踏み込んだ声明出すの稀では…!?」

「日本の大手企業が判決に言及し、支持する姿勢を示すことはめずらしいけれど、ぜひ批判や心ない言葉に負けず、共に応援していってほしいです」

「日本もエンタメ企業がこんな発信をする時代に 心強い〜!!」

「めちゃくちゃいい!!!!!ありがとうアミューズ」

「わっ、凄い!こんな声明出すの、日本のエンタメ企業では珍しいんじゃない……!?」

「アミューズ。素晴らしいっす」

「アミューズSTAGE」も発信

アミューズが企画・制作する舞台情報を発信する「アミューズSTAGE」も、公式Xで今回のポストを引用し「アミューズでは、生まれた個性に誇りをもって生きていける社会の実現を願う舞台作品の企画・製作を行っております。『キンキーブーツ』では『Just be who you wanna be(なりたい自分になりなさい)』というメッセージとともに、お客様の人生を彩る作品をこれからも製作してまいります」と、意思表明しました。
(文:杉野森 樹莉亜)