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 オリックスは30日、来季から新たにコーチを務める7名を発表した。

 中嶋監督が指揮を執った21年から今季までは全コーチの1、2軍枠を撤廃する布陣を取っていたが、来季は5シーズンぶりに首脳陣の1、2軍枠を設ける。

 今季限りで現役を引退した比嘉、安達、小田に加えて、22年の現役引退後はスコアラーを務めていた松井雅人氏も入閣。今季までDeNAで2軍打撃コーチだった嶋村一輝氏、楽天1軍打撃コーチだった川島慶三氏、ヤクルト1軍打撃コーチだった福川将和氏も新たに加わった。

 新たにコーチ就任が発表された7名のうち、左膝の手術で入院中の比嘉を除く6名はこの日、大阪・舞洲の球団施設で行われた秋季練習を視察した。以下は7名の役職と背番号、この日のコメント。

 比嘉幹貴1軍投手コーチ 背番号77(この日は欠席)

 嶋村一輝1軍打撃コーチ 背番号78「来年しっかり戦えるチーム作りに貢献したい。(指導のモットーは)とことん選手に向き合って、しっかりコミュニケーションを取る。その選手の正解を一緒に探すところは常に思ってやってきました」

 川島慶三1軍打撃コーチ 背番号82「ソフトバンクで4連覇した時も、勝てなかった時期の経験も僕はちょっとしているので、選手にはちょっと話しやすいところもある。(日本ハム、ヤクルト、ソフトバンク、楽天の)4球団でやってきた経験も語れますし、プラスになると思うので。球団の色を吸収して勉強したい」

 福川将和2軍打撃コーチ 背番号79「(オリックスは)むちゃくちゃ強いイメージしかない。2軍なので選手と同じように汗をかいて、強い体を作って、1人でも多く1軍で活躍できるバッターをつくっていきたい」

 安達了一1軍内野守備走塁コーチ 背番号83「全力疾走だったり、当たり前のことをできる隙のないチームを作りたい。時には厳しいことも言っていきたいなと思っています」

 松井雅人2軍バッテリーコーチ 背番号97「(スコアラーとして)たくさんバッターを見てきて、ディフェンス側がメインだったので。バッターの対応だったり、第三者的な目線で見られた部分もたくさんあったので、そういうところも生かしていきたい」

 小田裕也育成コーチ 背番号90「チームの底上げというところで責任を持ってやりたい。(球団からは)育成の選手からでも上を突き上げていくような選手を育ててほしいと言われました」