勝利したヤンキースジャッジ選手とボルペ選手(写真:AP/アフロ)

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◇MLBワールドシリーズ第4戦 ヤンキース11-4ドジャース(日本時間30日、ヤンキー・スタジアム)

ヤンキースが満塁ホームラン含む3本のホームランなどでワールドシリーズ初勝利をあげました。

初回にドジャースのフレディ・フリーマン選手に2ランホームランを浴び、4試合連続で追いかける展開からスタートとなります。

それでもヤンキースは2回に1アウト2塁・3塁から内野ゴロで1-2とすると3回、アーロン・ジャッジ選手がデッドボールで出塁、さらにヒットとフォアボールで満塁とします。

その後2アウトとなりますがメジャー2シーズン目の23歳、7番のアンソニー・ボルペ選手が打席に立つと、この回からマウンドに上がったダニエル・ハドソン投手の初球をレフトスタンドに運び5-2と逆転しました。

5回に2点を奪われ1点差とされますが6回、先頭のオースティン・ウェルズ選手がソロホームランで6-4と点差を広げます。8回にはボルペ選手がレフト前ヒットを全力疾走でツーベースとするとその後、1塁2塁からダブルスチール、さらに内野ゴロの打球にヘッドスライディングでホームを踏み追加点をあげました。

ボルペ選手のハッスルプレーで完全に勢いに乗ったヤンキースはその後、1塁3塁からグレイバー・トーレス選手が3ランで10点目、さらにジャッジ選手もタイムリーを放ち勝利しました。

負ければレッズ相手に4連敗で敗れた1976年のワールドシリーズ以来のスイープとなるところでしたが、この勝利で1勝3敗とし、5戦目以降の逆転でのシリーズ制覇へ望みをつなげました。