球界のレジェンドであるハマの大魔神こと佐々木主浩氏が“監督”としてサーキットに降臨。D'station Racingの総監督に就任した舞台裏やSUPER GTへの思いを語った。190cmの恵まれた体は現役時代よりも“少しだけ”ふっくら。明らかに1人だけ違う“ガタイ”でレースを見守る様子に視聴者たちは「野球の人だ!」「今日は野球回なの?」「なんか笑っちゃうね」と反応する一幕があった。

【映像】現役時代と激変?大魔神の監督姿

 10月25日に放送された『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』では、「レジェンド」をテーマにスーパーGTの魅力に迫る。その1つとしてD'station Racingの総監督を務める佐々木氏へのインタビューを行った。

 横浜ベイスターズ (現:横浜DeNAベイスターズ)やMLBのシアトル・マリナーズなどで抑え投手として活躍してきた佐々木氏。NPBでは歴代3位となる252セーブを上げて、1998年には横浜ベイスターズの38年ぶりとなる日本一に貢献した。MLBでは日本人最多となる129セーブを記録した大投手だ。

 引退後は野球解説者だけでなく馬主としても活躍。ジャパンカップを制したシュヴァルグラン、ヴィクトリアマイルを制したヴィルシーナ、秋華賞を制したヴィブロスなど数々のG1馬のオーナーを務める。

「スーパーカー世代で、小さな頃から消しゴムのおもちゃを集めていたし、現役時代もいろんな車に乗っていて本当に車が好きだった」という佐々木氏の元に、「監督をやらないか?」とD'station Racingの総監督就任のオファーが届き、これを快諾。2017年から今年で7年目を迎える。

 インタビューを行った『ABEMA SUPER GTスペシャルサポーター』の朝日奈央は、カーナンバーに注目。『777』にした理由を聞かれると「D'stationは母体がパチンコ屋さん。スリーセブンだと確変入る」と紹介。現役時代につけていた『22』も候補にあったようだが「もう使われていた」ため『777』にしたようだ。

 「確変中です!」と佐々木氏が語るようにチームも絶好調で、現在はドライバー&チームランキングで3位に。「今大会の予選も3番手スタートなので、ポイントや優勝を狙っていきたい」と意気込みを語った。さらに「勝ったらオーナーからご褒美がある。みんなで海外旅行だっけ?優勝したらハワイへ。優勝以外は熱海に」と太っ腹なご褒美を用意しているようで、これには視聴者たちも「優勝じゃなくても熱海行けるのかw」とツッコミを入れていた。

(ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)