『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』合同公開練習に登場した(左から)山本聖悟、芦澤竜誠(C)ORICON NewS inc.

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 11月17日の『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』(ポートメッセ名古屋 第1展示館)に出場する芦澤竜誠と山本聖悟が29日、都内のジムで合同公開練習を実施。格闘技を超えて長く交流を深めてきた2人が、そろって出場する大会に向けて意気込みを語った。

【写真】綺麗…!アートメイク眉毛をお茶目に披露した山本聖悟

 参戦2年目にしてすでにRIZINの中心人物となっている芦澤。今から8〜9年ほど前に名古屋に遊びに行った際に愛知に住んでいた山本と知り合い、格闘技とは関係なく交流を深めていったが、山本が上京後はともに練習する間柄となった。

 出会った当時は芦澤がK-1ファイターだったため、山本は「競技が違ったので交わることがないと思っていたけど、こうやって同じ大会に出ることになって、しかも名古屋で。驚いたけど、すごく縁があるなって思いました」としみじみと語った。

 RIZINには21年3月に参戦したが、村元友太郎に1ラウンドKO負けし、そこから他の大会で6連敗と泥沼を経験。しかし芦澤と練習するようになって調子が上向くと、今年1月から韓国BlackCombatで3連勝を飾り、3年半ぶりにRIZINに復帰し、アラン“ヒロ”ヤマニハと対戦する。

 芦澤との練習は「マインド的な部分ですごい見習うことが多い。勉強になることばっかりです」と明かすと、芦澤も「技術を教えることはないけど、戦うマインドとか『こうやったほうがいいんじゃない』って言ったりして、それがマッチしてきた。俺も聖悟から学ぶこともあるし、いい関係っすね」と手応えを感じている。

 対戦するヤマニハはホベルト・サトシ・ソウザやクレベル・コイケと同じボンサイ柔術に所属する、寝技の強豪選手。そこは警戒しつつも「試合はスタンドで始まるんで。向こうは寝技に持ち込んでくるだろうけど、僕はスタンドで自分の持ち味を出して戦おうと思います」とKOを狙っていく。

 インタビュー中に芦澤から「眉毛が目立つね」とツッコまれると、「アートメイクを昨日してきて…」と凛々しい眉毛を披露。やや濃いのを気にしていたが、これまで4回ほど眉毛のアートメイクをしている芦澤は「最初は濃いと思っても、1週間くらいでなじんでくるから大丈夫」とアドバイスを送るなど、お互いの関係性の良さを伺わせた。