藤本美貴、難治性乳がん啓発応援アンバサダー就任「なっているかもと思って」検診呼びかける
タレントの藤本美貴(39)が29日、都内で行われた、ギリアド・サイエンシズ株式会社主催の難治性のトリプルネガティブ乳がん(TNBC)の最新治療動向に関するメディアセミナーに登壇した。
トリプルネガティブ乳がんとは、転移や再発をすると平均余命が1年程度となる難治性の乳がんで、乳がん患者の約10%ほどが罹患(りかん)する。
藤本は「難治性乳がん啓発キャンペーン」の応援アンバサダーに就任し、啓発動画にも出演している。難治性の乳がんについては「キャンペーンを行うまでは知らなかった。自分も含めて知られていないことを感じた」と率直に明かした。40歳以下の罹患(りかん)が多く、「子育てをしたり仕事したりしていて、日常が忙しい人もいると思う。自分のことを後回しにするママが多いけど、自分のことにも意識を向けてほしい」と語った。
さらに「早く見つけることが大事だし、治療法はあるから絶望することもない。周りに乳がんになっている人はいないと思うし、トリプルネガティブ乳がんの人はもっといないと思う。『私はならない』ではなく『なっているかも』という気持ちで検診に行ってほしい」とメッセージを送った。