MVPに決まりか？大谷翔平選手の同僚・フリーマン選手が“神がかり”活躍 一方不調のジャッジ選手は30日第1打席に注目
ワールドシリーズ、このままドジャースが勝つのか、それともヤンキースか。
MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さんとお伝えします。
ドジャースが強いですが、その中でフリーマン選手が素晴らしい活躍をしました。
29日も、目の覚めるようなヤンキースファンが黙る2ランホームランを放ちました。
2戦目もライトスタンドにソロホームランで、初戦は9回裏逆転サヨナラ満塁ホームラン。
素晴らしい活躍でした。
MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん：
これでバリー・ボンズ選手以来、ワールドシリーズ史上3人目の3試合連続ホームラン。もう少し長い期間に広げてくると、2021年のワールドシリーズでフリーマン選手は2試合連続ホームランで終わっているので、足掛け5試合連続ワールドシリーズホームラン。そのため、30日以降打てなくても、MVPはもうフリーマン選手で決まりかなという気がしますね。
―― 一方で、レギュラーシーズンであれほど打ったヤンキースのジャッジ選手は、どうして沈黙しているのでしょうか？
MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん：
メジャーリーグの監督さんが会見でよく言うのは、ボールとストライクの見極めができていないことを自分自身のストライクゾーンをコントロールできていないというんですね。自分が打てるところを完全に見失ってしまっているので、何でもかんでもバットを振ってしまうような状態ですから、ちょっと重症かなという気はしますね。
――復調はなさそうなんですか？
MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん：
30日の第1打席でホームランが出るようなことがあると、こういうタイプのバッターは一本出るとガラッと変わりますから、30日の第1打席にひとまず注目だと思います。
――気になる30日のドジャースの投手は？
MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん：
一応「ブルペンデー」と言われているんですが、3勝0敗で余裕が出たので、ナックという新人のピッチャーを頭に立てて複数回、投げさせる。ブルペンデーじゃないのかと言われているので、もしかするとヤンキースには隙ができるかもしれません。
