シャープ、1インチ超センサーのライカ監修3眼カメラ搭載スマホ

2024年10月29日 12時53分

「AQUOS R9 pro」

シャープは、ライカカメラが監修した「バリオ・ズミクロン」カメラシステムを搭載したAndroidスマートフォン「AQUOS R9 pro」を12月上旬に発売する。SIMフリーモデルの店頭予想価格は19万円前後。キャリアではNTTドコモが取り扱うほか、グローバルモデルとして台湾、インドネシア、シンガポールでも順次展開予定。

ライカカメラ監修の3眼カメラ「バリオ・ズミクロン」を搭載

ライカが監修した標準・広角・望遠の3眼カメラで構成されるバリオ・ズミクロンカメラシステムを搭載する。3つのカメラすべてに5,030万画素の高精細イメージセンサーを採用しているほか、標準カメラのセンサーサイズは1インチを超える1/0.98インチで、「暗所でも鮮明に美しく撮影できる」という。

広角カメラは122度の超広角撮影やマクロ撮影、望遠カメラは光学2.8倍ズームに対応。デジタルズームを併用すれば最大20倍のズームもできる。Dolby Vision対応で、動画も鮮やかに撮影できる。

本体側面には大きくて押しやすいシャッターキーを備えており、長押しでカメラアプリを起動できるほか、半押しでフォーカス固定ができる。

OSはAndroid 14で、CPUはSnapdragon 8s Gen 3 Mobile Platformを採用。メモリ容量は12GB、ストレージ容量は512GB。ディスプレイは最大240Hz駆動に対応しつつ、省電力も両立したというPro IGZO OLEDで、画面サイズは6.7型、解像度は3,120×1,440ドット/Quad HD＋。

大型のスピーカーBOXを上下に配置した上、容積の小さい上部スピーカーBOXをはフルメタル化することで音圧を強化している。