データからAIが導き出した“うつ伏せ寝”枕に必要な5つの条件とは
うつ伏せで寝ることは、安心感が得られたり、いびきを軽減できたりなどのメリットがありますが、首や腰への負担などがかかりやすいというデメリットもあります。また、一般的な枕は仰向けで寝ることを前提としているため、うつ伏せ寝に向いている製品は多くありません。
オンライン枕診断「THE PILLOW Personalize」を通してAIが最適な枕を提案するブランド“THE PILLOW”では、12万件を超える統計データをAIが分析。その分析結果に基づき、うつ伏せ寝に最適な条件をあらかじめ設定したプリセット型枕を開発しました。それが「THE PILLOW Preset 09 Utsubuse」(2万7500円)です。
今回、AIが統計データを分析したところ、うつ伏せ寝をする人は“本体の高さが高めの枕が好み”、“硬めの枕が好み”。そして“全く眠れていないという実感がある”、“睡眠疲労を感じている”という傾向があることがわかりました。
高めで硬めの枕を使用している人が多いものの、寝ても疲れがとれなかったり、寝れば寝るほど体が痛くなったりしている傾向にあるため、「THE PILLOW Preset 09 Utsubuse」は高さをやや低めに設定し、硬くなりすぎないよう、ふんわりと沈み込む柔らかい中素材を使用しています。
上記の分析結果から、うつ伏せ寝のための枕の条件を5つ設定。本製品はそのすべてを満たすように開発されています。
1つ目の条件は“高さは低めの枕”。うつ伏せ寝で高い枕を使用すると、首が上がりすぎて首筋や骨を痛めたり、反り腰で腰を痛めたりするおそれがあります。そのため、高さをやや低めの6cmに設定しています。
2つ目の条件は“硬さは柔らかめの枕”。こちらも1つ目の条件同様に首や肩、腰などに負担がかかりやすく、胸やお腹が圧迫されやすいため、柔らかめの素材である「つぶわた」を使用しています。つぶわたとは、ポリエステル100%繊維を粒状に加工した綿を指します。
3つ目の条件は“通気性の良い素材の枕”。うつ伏せの状態で寝ると、鼻や口を塞いでしまいやすいため、枕の素材には通気性が求められます。つぶわたは、空気層をたっぷりと含んだボリューム感のある綿素材なので、この条件を満たします。
4つ目の条件は“寝返りのしやすい枕”。うつ伏せ寝は寝付きやすい姿勢ではあっても、体に負担がかかりやすいため、長時間うつ伏せの状態は推奨されていません。そのため、寝返りを適宜行って横向きや仰向けの姿勢にすぐ体位変換できるようにしておくことが重要です。本製品は枕を7つの部位(ポケット)に分けて、つぶわたの量などを部位ごとに調節しており、枕の中央部に若干のくぼみをつけつつも、全体的には比較的平らとなるようにし、寝返りしやすい構造となっています。
最後となる5つ目の条件は“清潔な状態を保ちやすい枕”。うつ伏せで寝ると、顔の肌が直接枕に触れることになるため、不衛生な状態のままでは、細菌を吸い込んだり、肌トラブルが起こりやすくなったりしがちです。常に衛生的な状態を保てるよう、枕本体は丸洗いが可能で、もちろん、枕カバーも取り外して繰り返し洗濯ができます。
枕の側面や底面は、平織で織られた帆布生地で綿100%。本体サイズは幅約66×奥行約45cm×マチ約9cm。カラーバリエーションは、オフホワイト×グレージュ、オフホワイト×ホワイト、オフホワイト×ブラウン、グレー×チャコール、グレー×ブルー、ピスタチオ×カーキの全6色展開です。AIがビッグデータを基に分析した、うつ伏せ寝に最適な枕を使って、快適な睡眠環境を構築しましょう!
>> THE PILLOW
<文/&GP>
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