【乳児殺害】産んだばかりの女児を殺害し遺体をたき火に…初公判で被告の女は起訴内容認める(地裁沼津支部)

2023年、静岡･沼津市で、産んだばかりの女の子を殺害し遺体をたき火に入れて損壊したなどとして起訴された女の初公判が開かれ、被告の女は起訴内容を認めました。

初公判を受けたのは無職で25歳の女の被告です。起訴状によりますと、被告の女は、2023年5月、沼津市内のネットカフェの女子トイレで、殺意を持って、生まれたばかりの女の子の顔にブランケットを固く巻き付けて窒息死させ、その後、海岸で遺体をたき火に入れ損壊した罪などに問われています。

28日、地裁沼津支部で開かれた初公判で、被告の女は「間違いありません」と起訴内容を認めました。検察側は、「出産後、両手の指が動いていたのを確認し泣き声を上げる前に殺してまおうと考えた。赤ちゃんの尊厳を踏みにじる犯行」と指摘し、弁護側は「後悔と謝罪の日々を送り被害女児の火葬をした」と述べました。

判決は11月5日に言い渡されます。