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 プロ野球の日本シリーズ「DeNA―ソフトバンク」第2戦と第50回衆院選をダブルで生中継するTBSの特番「決戦!緊急W中継 SMBC日本シリーズ2024×選挙の日」が27日に放送され、画面2分割の放送にSNSではブーイングや困惑の声が上がった。

 午後6時の試合開始から通常の試合中継を行っていたが、午後7時49分過ぎ、ソフトバンクが6―0リードの5回表になると、中継画面が縮小されて“衆院選担当”の同局・井上貴博アナ、ホラン千秋、石井亮次アナとスペシャルキャスターの爆笑問題・太田光が登場。「日本シリーズは副音声でお楽しみください」と表示され、2画面での同時中継が続いた。

 同7時52分に通常の野球中継に戻るも、開票が始まる午後8時直前には再び選挙特番メーンのW中継に。5回にDeNAが2点返した6回表からはシリーズメーンの中継に戻り、選挙の結果はL字画面で表示された。

 同8時24分にはみたび選挙特番メーンのW中継となり、中継で登場した自民党自民党の小泉進次郎選対委員長と太田とのやり取りを放送。8分後に横浜スタジアムからの野球中継に戻り、同9時23分に試合が終了。その後ソフトバンク・小久保監督の勝利インタビュー、山川のヒーローインタビューまで放送し、同9時32分からは通常の選挙特番となった。

 井上アナは「視聴者の皆さんも野球と選挙を行ったり来たりしてストレスを感じた方も多くいらっしゃるかと思います。大変失礼しました」と“おわび”した。

 SNSでは「TBSのW中継斬新だったな」「ちゃんとヒーローインタビューまで放送するTBSはエラい」「これはこれで面白い」「試合終了したら速攻で選挙の日に切り替えると思いきやちゃんと監督インタビューまで流すのね」と肯定的な声の一方で、「TBSの努力は認めるが情報過多にもほどがある」「何でサブチャンネル使わない?」「BSに移動します」「中途半端なことはするな 野球ファンにも選挙にも失礼」「YouTubeでよく見るアニメの違法転載みたいな2分割で笑ってる」「野球と選挙両方どりは無理ありすぎてめちゃくちゃ見にくい」など否定的な意見も多くあった。