スポニチ

写真拡大

 ◇SMBC日本シリーズ2024第2戦 DeNA3―6ソフトバンク(2024年10月27日 横浜)

 セ・リーグ3位から下克上で勝ち上がってきたDeNAは、パ・リーグ覇者のソフトバンクに開幕2連敗。ホーム開幕という地の利を生かせず、0勝2敗の苦しいスタートとなった。

 プロ6年目で日本シリーズ初登板となった先発右腕・大貫が初回、山川に1号2ランを浴びて先制を許すと、3回もたずに7安打5失点(自責4)KO。

 0―5で迎えた4回には3番手左腕・浜口がマウンドに上がったが、山川に早くも3安打3打点となる適時打を許して4回で0―6という一方的な展開となった。

 打線は相手先発左腕・モイネロに序盤は手も足も出ず、4回1死まで無安打。それでも0―6で迎えた5回、1死から森敬がモイネロの左脇腹付近を強襲する安打で出塁すると、代打・松尾と桑原の連続二塁打で2点を返した。

 2―6で迎えた7回には2死から桑原、梶原が連打してモイネロを降板に追い込み、2番手右腕・尾形から牧の適時二塁打で1点返して3点差。だが、なおも続いた2死二、三塁のチャンスに筒香が凡打に倒れた。

 第1戦で左足甲に自打球を当てた影響でベンチ外となったオースティンの代わりに4番に入った筒香だったが、1、2打席目に連続三振するなど4打数無安打と快音は聞かれず。投手陣は小刻みな継投で5回以降を無安打に封じたが、序盤の大量失点が最後まで響いた。

 あす28日は移動日で、試合なし。29日にはソフトバンクの本拠・みずほペイペイドーム福岡に舞台を移して第3戦が行われる。