衆院選の開票速報を受け、厳しい表情の小泉選対委員長(27日午後8時6分、東京都千代田区で)=松本拓也撮影

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 自民党の小泉進次郎選挙対策委員長は27日午後8時過ぎ、NHKの番組で今回の衆院選について、「大変厳しい状況だと感じている。自民党選挙対策委員長の私の責任だ。まだ結果は出ていないが、全国で戦っている同志に対し、私の力不足を申し訳なく思っている」と述べた。

 選挙戦で争点となった自民党の「政治とカネ」を巡る問題については、「今まで自民党の中で決着をつけることができずにきてしまった。それを含めた様々な要因によって、厳しい逆風と厳しい審判が下っていると思う」と語った。

 与党が過半数を割り込んだ場合については、「一人でも多くの方々に協力をお願いしていく。山積する課題を前に進められるように真摯(しんし)に反省の上に立って向き合っていく」と話した。