【高校野球】来春センバツ近畿出場校を予想 4強は当確で残り2枠は滋賀勢か 大阪勢は98年ぶりのゼロも
第97回センバツ高校野球大会(2025年3月18日開幕)の出場校を決めるための重要な参考資料となる秋季近畿大会は27日、4強が出そろった。
近畿の一般選考枠は6。準決勝に進出した天理(奈良1位)、東洋大姫路(兵庫1位)、市和歌山(和歌山3位)、智弁和歌山(和歌山1位)は当確。準決勝以降の結果次第だが、残り2枠の序列は滋賀学園(滋賀1位)、滋賀短大付(同2位)、立命館宇治(京都2位)、大院大高(大阪3位)か。
滋賀学園は1回戦で3連覇中だった大阪桐蔭(大阪2位)を3―2で破った。滋賀短大付は1回戦で履正社(大阪1位)を4―1で撃破した。
一方、立命館宇治は1回戦で奈良(奈良2位)を4―1で退けたものの、準々決勝で市和歌山に0―10で6回コールド負けしたことが痛恨。大院大高は1回戦で北稜(京都3位)に1―0で辛勝したものの、準々決勝で東洋大姫路に0―4で完敗した。強調材料に乏しく、1927年の第4回大会以来、98年ぶり2度目の大阪勢不在のセンバツになる可能性が高くなってきた。大阪と兵庫で1校しか出場しなければ、2018年以来、7年ぶりとなる。