レオナルド・ディカプリオ(2019年8月撮影)

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米俳優レオナルド・ディカプリオ(49)が、11月5日の米大統領選を前に民主党の候補カマラ・ハリス副大統領への支持を表明した。

ディカプリオはインスタグラムに動画を投稿し、今月初めに米フロリダ州とジョージア州、ノースカロライナ州の一部に壊滅的な被害を与えた大型ハリケーンは、気候変動の影響による人為的災害だとコメント。推定1000億ドルもの被害をもたらしたしたが、共和党候補のトランプ前大統領は科学を否定し続けていると非難し、「トランプは石油ガス業界に対し、10億ドルの寄付と引き換えに彼らが望む規制をすべて撤廃すると約束した。私たちの経済、地球、そして私たち自身を救うには、大胆な1歩が必要。それが、私がカマラ・ハリスに投票する理由です」と述べ、ハリス氏への支持を表明した。

自ら環境保護財団を設立し、気候変動緩和や生物種の保全活動に取り組んでいるディカプリオは、トランプ氏は大統領時代の2017年に地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱を決め、重要な環境保護措置を後退させたと批判。ハリス氏の気候変動対策への貢献を評価し、「彼女のリーダーショップのもと、私たちは国を前進させる気候政策に関する野心的な目標を達成することができる」と話した。(ロサンゼルス=千歳香奈子)