「県創意くふう作品展」 県民の発明約190点を紹介 群馬・前橋市
「県創意くふう作品展」が26日から前橋市内で始まり、県民の発明品約190点が来場者の目を楽しませています。
県発明協会は、ものづくりへの楽しさを知ってもらい、科学技術の発展に役立てようと、毎年県民から発明作品を募集しています。今年は「児童生徒の部」に165点、「一般の部」に22点が寄せられました。このうち、「児童生徒の部」では51点、「一般の部」は9点が入賞しています。
「児童生徒の部」で2年連続の最高賞を受賞した太田市立北の杜学園6年楠本理人さんの作品は、走行中のドライバーに歩行者の存在を知らせる装置です。ブロック塀などに設置されたセンサーが歩行者を検知し、看板に取り付けられた回転灯が点灯するという仕組みです。
今年は、温暖化の影響もあってか保冷材を活用した暑さ対策の発明品が多く、来場者はオリジナリティー溢れる作品を楽しんでいました。
「県創意くふう作品展」は、前橋市の群馬産業技術センターで28日まで開かれています。