中国サッカー

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中国サッカー協会が24日に行った「反省会」に中国のネットユーザーから冷ややかな声が上がっている。

発表によると、この反省会で同協会党委員会の張家勝(ジャン・ジアーション)書記は「ワールドカップ(W杯)予選中日戦の反省」と題した講座を行い、9月5日に行われたW杯北中米大会アジア最終(3次)予選の第1戦で日本に0-7と大敗した試合、および6月11日に行われた同2次予選で韓国に0-1で敗れた試合について、「試合への目標、戦術、コミュニケーション、チームの指揮」などの面から問題点を分析した。

また、中国代表チームについて、「サッカー協会の指導的役割、監督の主導的役割、選手の主体的役割、国の管理部門の職能的役割、各部門の協力的役割」の5つの面に存在する問題点についても分析、報告を行ったとのこと。これら問題について、中国サッカー協会は「各部門と協力して即時改善していく」とし、「9つの具体的措置について検討し、新代表チームの管理メカニズムの構築を確実に推進する」などとしているが、中身の詳細については伝えられていない。

中国のネットユーザーからは「中国の特色、形式主義(笑)」「どうやら、どこが問題か分からないようだ」「頭空っぽか?」「この程度の内容が有用なら、中国はとっくにW杯優勝してるって」「試合前は大きいことを言い、試合中は沈黙、試合後はでたらめを言う」「マジで笑える。こんな形式主義では中国のスポーツ界はいずれ死ぬ(サッカーはすでに死んでいる)」「本当に反省するなら『ロストフの14秒』(※日本が18年W杯でベルギーに逆転負けを喫した背景を分析したNHKのドキュメンタリー)を参考にせよ」「反省はいいからもう解散を」など、冷ややかな声ばかりが寄せられている。(翻訳・編集/北田)