「2048」は、当時19歳だったイタリア人のガブリエレ・チルリ氏が2014年に無料のオープンソースソフトとして公開し、高い中毒性で話題となったゲームです。リリース10周年を記念する2024年10月に、作者のチルリ氏が仕事を辞めてフルタイムで「2048」をブラッシュアップした大型アップデートが、Amazon Primeの会員なら追加料金なしで遊べるPrime Gamingに登場しました。

2048 by Gabriele Cirulli • Play the Free Online Game

https://play2048.co/

上記のURLにアクセスするとこんな感じ。



2048は、UNDOなど一部の機能が使えるスタンダード版、機能がなくシンプルなクラシック版、今回Prime Gaming向けにリリースされたプラス版の3つがあり、スタンダード版とクラシック版は誰でも無料でプレイできます。プラス版はスタンダード版で使える機能に加えて「TELEPORT」「ROTATE」「BOMB」の3つが新たに実装された特別バージョンです。

それぞれどんな機能なのか確認するべく実際に遊んでみます。今回はせっかくなのでプラス版をクリック。



赤枠のボタンをクリックします。



Amazon Primeにサインインします。



サインインすると自動的に以下の画面に遷移しました。さっそくプレイを開始してみます。



操作はシンプルで、上下左右の矢印キーを押すだけです。まず、「←」キーを押してみます。



すると、中心部にあった2つの「2」のタイルが左端に移動しました。また、その下に新しい「2」のタイルも追加されました。この状態で、さらに「↓」キーを入力することにします。



すると、「2」のタイル同士がくっついて「4」になりました。



同様の手順で「4→8→16→32……」と数字を増やしていき、最終的に2048にするのがこのゲームの目的です。



大きなタイルを作っていくごとに機能が解禁されていきます。例えば、この「UNDO」を使ってみます。



すると、1手前に戻ることができました。



そのほかに、タイルをテレポートさせられる「TELEPORT A TILE」



タイルの位置を交換できる「SWAP TWO TILES」



外周のタイルを左か右に回転させられる「ROTATE THE OUTER RING」



512のタイルを作ると使える「BOMB」などの機能があります。UNDOなどはスタンダード版でも使えますが、今回Prime Gamingに登場したプラス版ではTELEPORTやROTATE、BOMBなどが新たに解禁されたというわけです。



チルリ氏は、「2048」ヒットの震源地となったソーシャルニュースサイト・Hacker Newsに「2048は現在、私のフルタイムのテーマであり、このゲームが今後も改善され続けることにわくわくしています。このアップデートを、すべてが始まったコミュニティと共有し、懐かしさを味わうとともに、皆さんの考えやフィードバックを聞きたいと思いました」と書き込みました。

また、Hacker Newsのユーザーらも「10周年より8周年や16周年を祝うべき」「2024年からさらに8+16年後には記念すべき2048年を迎えますね」といった粋な書き込みでチルリ氏を歓迎しました。

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