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 女優の宮沢りえ(51)が23日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。役者をやっていて“一番怖いシーン”について語った。

 この日、歌手のハナレグミこと、永積タカシとともに出演。“間”の芝居について話が及ぶと、宮沢は「間がある芝居って、結局、自分がその役で詰まっていないと、埋まらないというか。間で言葉もなくて、あるシーンって、実はその役の何かが詰まっていないと表現できないから、一番怖いシーンだったりします」と明かした。

 一方で「詰まっていられる役に出会った時はいくら間があっても怖くないなって気はします」と宮沢。「芝居をしていても時々本当になる時があったりして。もちろん、全部与えてもらった言葉と、与えてもらった出演者の方と、決められた相手の人と、時間が流れていくんですけど、その役を生きよう、生きようと思っていて、ふとした時に本当にその時間になるときがたまにあって。そのときにとてつもなく満たされた時間になるので、それがやめられない感じがする」と話した。

 「役者さんって大変だし、“いつまでもやっていたくないよ!”っていうところは実はあって」と意外な告白も。「やめられるならやめてもいいんだけどという気持ちはあるんですけど、他にできることはないし…」と苦笑した。